内容紹介（「BOOK」データベースより）

建築家の希望はどこにある？槇文彦の問いに伊東豊雄、塚本由晴、藤村龍至ら１７名が答える。

目次（「BOOK」データベースより）

第１章　大海原からの脱構築（オルタナティブ・モダン　近代の底が抜けた後にー五十嵐太郎／漂う建築、浮かび上がるアーキテクチャー藤村龍至／モダニズムという仮構ー黒石いずみ／クリティカルグリーニズム　植物と霊性のゆくえー中谷礼仁）／第２章　大海原に漕ぎ出す（それでも我々は小舟を漕ぎ続けるーグリッド・フレームの大海原をー伊東豊雄／ｐａｒａｌｌｅｌ　ｄｉａｌｏｇｕｅ　ｗｉｔｈ　Ｍｏｄｅｒｎｉｓｍ-辻琢磨／大海原を漂うための方法ー饗庭伸／「空間化」と「社会化」をどう引き寄せることができるのか？-小嶋一浩／モダニズムを包囲する建築の産業化ー塚本由晴）／第３章　大海原からの息吹（大海原に流れを生み出す「漂流」的能動ー藤原徹平／ジェネリックに育った僕たちのもうひとつの空間論に向けてー塩崎太伸／新たなヴィジョンを触発する「漂うモダニズム」-堀越英嗣）／第４章　大海原をさまざまに問う（そして、船は行くー「書き割り」の海原をー松葉一清／「日本のモダニズム」その後ろ姿から想像する今の表情ー内田祥士／モダニズムが見えない　それでも船を漕ぐか？-横河健／大震災後の建築と人ー糸長浩司／モダニズム建築の多様性の再吟味をー保坂陽一郎）／第５章　大海原をいかに泳ぐのか（応答「漂うモダニズム」に応えるー槇文彦）

著者情報（「BOOK」データベースより）

槇文彦（マキフミヒコ）
建築家、１９２８年東京生まれ。東京大学工学部建築学科卒、ハーヴァード大学デザイン学部修士修了。槇総合計画事務所代表

真壁智治（マカベトモハル）
プロジェクトプランナー、１９４３年生まれ。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修了。プロジェクトプランニングオフィス「Ｍ．Ｔ．ＶＩＳＩＯＮＳ」主宰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）