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![]() 著者の柴田さんは、通勤とちゅうの道端で干からびているたくさんのミミズを見て好奇心を刺激され、地道に観察を重ねてきて分かったことを、この本にまとめたそうです。 著者経歴を見ても、たいしたことは書いておらず、いったって普通の会社員(技術系公務員さんのようですが)で、特に大学の研修者というのではないようです。 ですが、言葉の使い方・表現の仕方がとても分かりやすくて、読みやすかったです。 観察したデータや分析の結果も、適度に図や写真、票などで上げてくれているので、状況や結果がよくわかりました。 図書館の新館コーナーに置いてあって、なんとなく目を惹いたので借りてきたのですが、「ミミズ」の観察&研究がこんなに興味深いものだとは思いませんでした。 特にすごいなぁと思ったのは、観察していくうちにちょっとでも疑問に思ったことは徹底的に調べて、場所を変えたり過去の書物をあさったりしてより正確な【答】を見つけようと努力してるところで、 しかも、そこでわかった結果【答】を(断定できない場合は“仮説”として)きちんとまとめてくれているところです。 例えば、「ミミズって鳴くの?」では、田舎の草むらで聞いた『ジージー』という鳴き声は「ミミズ」だったのだろうか?という事を検証しています。 著者の真摯な態度とミミズに対する熱意(愛)を感じました。 表紙絵には小学校の中学年くらいの男の子が書かれています。 なので、出版社さんからのこの本の対象は、小学校の4,5年生くらいから高学年くらいでしょうか? もちろん、興味があればそのくらいのお子さんから十分読める内容だと、私も実際に読んでみて思いました。 ただ、小学生くらいのお子さんたちだけでなく、生物に興味のある方なら中学生・高校生。大人だって、十分楽しく読めるミミズの話がたくさん載っていました。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子20歳、女の子16歳) ![]() |
【内容情報】(出版社より)
ある日、通勤路のアスファルトでたくさんのミミズがひからびていたのを目撃したことから、著者のミミズウオッチがはじまった。なぜミミズは路面に出てくるのか、そもそもどんな生き物なのか。ウオッチするうちに、光るミミズがいることを知った著者は、なぜ光るのかを探求しはじめる。ミミズの生態から観察、研究する科学の楽しみをイラストと珍しい写真とあわせて紹介。
【目次】(「BOOK」データベースより)
1章 干からびミミズの謎/2章 光るミミズを求めて/3章 ミミズ研究をしてみよう
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
柴田康平(シバタコウヘイ)
1949年兵庫県神戸市生まれ。武蔵工業大学で機械工学を学び東京都に就職する。機械技術系職員として、現在も下水道関係の仕事に従事。1999年よりミミズの研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(4件)
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