茶畑のジャヤ (鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち)
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商品情報
- 発売日: 2015年09月30日頃
- 著者/編集: 中川なをみ, 門内ユキエ
- レーベル: 鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち
- 出版社: 鈴木出版
- 発行形態: 全集・双書
- ページ数: 213p
- ISBN: 9784790233107
商品説明
内容紹介(情報提供:絵本ナビ)
![]() テストの成績がよかったことをクラスメイトにからかわれた周は、クラスで仲間はずれになってしまいます。仲がよかった友だちとも話せず、冬休みまであと二日にせまった日、靴箱からスニーカーがなくなりました。その夜、周はおじいちゃんにメールをします。「どうしよう。ぼく、学校に行けなくなりそうだよ。」おじいちゃんは、外国の支援事業でスリランカと日本を行ったり来たりして働いています。一緒に行こうと誘われた周は残り二日の学校を休み飛行機に乗りました。むっとするほど暑い空港で出迎えてくれたのは、おじいちゃんの仕事の運転手のセナ。黒い目に丸い鼻、人なつこい笑顔で微笑むスリランカの男性が目に浮かびます。茶畑で茶摘みをする、セナの娘ジャヤとおしゃべりをするようになった周は、へんなことに気づきます。セイロンティーが有名で、紅茶の木が島じゅうに生えるこの国に、タミル人とシンハラ人という二つの民族がいること。二つはどうやら仲がよくなくて、シンハラ人はタミル人をばかにしているようだということ。人が人をばかにするなんて嫌だなあと思いながら、周はこの島で最近まで「内戦」があったと知りますが……。日本とはまったくちがう自然、人種、生活環境のなかで、周は様々なことを感じます。おもしろいのは、おじいちゃんが立派な人としては描かれていないところです。せっかちで整理整頓が苦手で、人の予定なんか気にしない。でもそんなおじいちゃんが、タミル人のセナとは独特の信頼関係で結びついています。きびしい現実にぶつかったとき、私たちはどうやり過ごそうとするでしょうか。周のようにすぐ飛行機に乗れるなんてうらやましい、ですよね。実際は難しいよ、という声が聞こえてきそうです。でも本当はいつだって、旅に出ようと思えば私たちは旅に出られます。そして帰ろうと決めたら、帰ることができる。その場でうずくまってやり過ごすことも、どこか他の場所へ視線を転じて、今いる場所をとらえ直すこともできるんです。本書の最後に、ビーチでおおいかぶさってくる大きな波に揉まれながら、周はある決心をします。7日間の旅で、周がつかんだものは何でしょう。茶畑で出会ったジャヤのように、友だちになれるかもしれない、地球上の他の場所で生きる子どもたち。それぞれがそれぞれの現実のなかで、あきらめずに生きようとする姿に胸を打たれます。いつかいろんなことにぶつかる子どもたちの底力を信じて、そっと手渡してあげたい本です。そして、本書に書かれるセイロン島の風景も印象的です。あちこちに白い滝が流れる大きなすり鉢状の大地、一面に広がる緑の茶畑、千年前のため池、香りの強いジャックフルーツ、高い波がよせるビーチ……。スリランカを旅してみたくなりました。 (絵本ナビライター 大和田佳世) ![]() いじめから逃げるように祖父の誘いに乗り、スリランカ旅行をする周。 スリランカの歴史、内紛、民族差別等を知り、自分と比べて考えたりします。 知ることで争いが悲しみが減ればいいという思い。 周にとってここでの体験はとても大きなものになりましたね。(みちんさんさん 30代・愛知県 女の子5歳、女の子3歳) ![]() |
内容紹介(出版社より)
成績優秀なのが災いして、クラスで仲間外れにされ、孤立していた周は、おじいちゃんに誘われて冬休み前にスリランカに行くことにした。
スリランカの茶畑で茶摘みの手伝いをしている少女、ジャヤとの出会いによって、民族の対立で内戦状態にあったスリランカの歴史を知り、相対する民族の両方の血を引くジャヤの民族の誇りと希望を知ることにより、自分自身の生き方を見つめ直した周は、「じっとうずくまっていても、自由は訪れない」という強い気持ちを持って7日間のスリランカの旅を終えて、帰ってくる。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
知り合いなどいるはずもないのに、女の子が手をふりながら茶畑の斜面をかけおりてくるのが見えた。「シュー、シューでしょ?」スリランカの茶畑で周は声をかけられた。
著者情報(「BOOK」データベースより)
中川なをみ(ナカガワナオミ)
山梨県生まれ。『水底の棺』(くもん出版)で日本児童文学者協会賞受賞。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(17件)
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