繊維女性労働者の生活記録運動 1950年代サークル運動と若者たちの自己形成
- | レビューを書く
9,900円(税込)送料無料
この商品が関連するクーポン・キャンペーンがあります(10件)
※エントリー必要の有無や実施期間等の各種詳細条件は、必ず各説明頁でご確認ください。
- 【楽天ブックス×楽天ウェブ検索】条件達成で10万ポイント山分け!
- 本・雑誌全品対象!条件達成でポイント最大10倍(2025/3/1-3/31)
- 【対象者限定】全ジャンル対象!ポイント3倍 おかえりキャンペーン
- 【楽天モバイルご契約者様】条件達成で100万ポイント山分け!
- 条件達成で本全品ポイント2倍!楽天ブックスの読書管理アプリを使おう
- 【楽天ブックス×楽天ラクマ】条件達成で10万ポイント山分け!
- 楽天モバイル紹介キャンペーンの拡散で300円OFFクーポン進呈
- 【楽天24】日用品の楽天24と楽天ブックス買いまわりでクーポン★
- エントリー&お気に入り新着通知登録で300円OFFクーポン当たる!
- Ulike タイアップ 202503030430
商品説明
内容紹介(出版社より)
彼女たちは何を悩み、書き、考えたのか。紡績工場の労働組合文化活動から生まれたサークル「生活を記録する会」に残されたガリ版刷りの文集や通信、メンバーの個人日記やインタビューから、10代、20代の工員たちが、書くことで問題を対象化し、仲間で語り合い、解決していく実践を、社会情勢も踏まえて、具体的・多角的に記述。50年代後半以降の工員たちの人生にも着目する。「母の生き方と自分の生き方」や「仲間のなかの恋愛」「寮自治」「農村に嫁ぐこと」など書くこと・語り合うことで問題にじっくり向き合い、理解と納得を導いてきた女子工員たちの実践の記録。
第四節 サークルの中の恋愛をめぐって
恋愛によるサークルの危機 /「仲間のなかの恋愛」という実践課題 /農村青年との交流
小 括
第四章 女性労働者の葛藤と模索
──一九五〇年代後半〜一九六〇年代初頭
第一節 「なかまのなかの結婚式」
結 婚 式 /仲間にとっての結婚式 /「なかまのなかの結婚式」をめぐって
第二節 女性にとっての結婚──「適齢期」をめぐって
女性の生き方 /集団創作『明日を紡ぐ娘たち』
第三節 「近代的女子労働者」像の問い直し──〈百姓娘〉をめぐって
「進歩的」指導者への懐疑と批判 /「進歩的百姓娘」をめぐって /〈百姓娘〉の意味するもの
第四節 操業短縮と解雇・帰休
一九五〇年代後半の泊工場と女性労働者 /操短のいきさつ /操短をめぐる攻防 /操短を乗り切る
第五節 サークルの転機
澤井裁判の結末 /復職後のサークル活動 /仲間たちの退社
小 括
補 節 一九五〇年代の繊維女性労働者とその意識
繊維産業の女性労働者と労働組合 /繊維女性労働者の声──全繊同盟機関誌『友愛』から
第五章 一九六〇年代以降のサークルと仲間たち
第一節 「五年目ごとのつどい」と仲間の歩み
「五年目ごとのつどい」 /仲間の足跡 /一九六〇年代 /一九七〇年代 /一九八〇年代 /一九九〇年代以降
第二節 女性たちの結婚とその後
結婚のいきさつ /「選ぶ側になりたい」 /嫁の立場──結婚後の暮らし
第三節 なぜ書くのか
通信・文集の発行 /「書いてどうなる」──なぜ書くのか
小 括
終 章
第一節 結 論
書くことへの絶えざる問い /理論と実践の統一への志向と矛盾の受容 /自己内対話=思考としての書くこと /集団の共同性と緊張関係 /表現の複数性 /一九五〇年代という時代──戦後の「新しさ」への確信 /主題(テーマ)の生成とその展開──繊維女性労働者の二重性
第二節 今後の課題
(1)書くことの集団的実践にかかわる教育学的考察 /(2)生活記録の系譜に関する研究 /(3)一九五〇年代の女性の運動研究の再考 /(4)働くことと学ぶこと──若い女性たちの生活・労働・教育をめぐって
あとがき
巻末資料
人名索引
事項索引
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 生活綴方の始まりー一九五二年頃まで(一九五〇(昭和二五)年前後の労働組合/労組文化サークルから生活綴方へ/メンバーたち/生活綴方を書き始める)/第2章 生活綴方の広がりー一九五二〜五三年頃(現実の問題解決と生活綴方/工場の外とのつながり/労働組合と生活綴方/母についての生活綴方ー女性をめぐる問題関心)/第3章 生活綴方の困難ー一九五〇年代半ば(生活綴方批判/批判への抵抗/生活綴方を書くということ/サークルの中の恋愛をめぐって)/第4章 女性労働者の葛藤と模索ー一九五〇年代後半〜一九六〇年代初頭(「なかまのなかの結婚式」/女性にとっての結婚ー「適齢期」をめぐって/「近代的女子労働者」像の問い直しー“百姓娘”をめぐって/操業短縮と解雇・帰休/サークルの転機/一九五〇年代の繊維女性労働者とその意識)/第5章 一九六〇年代以降のサークルと仲間たち(「五年目ごとのつどい」と仲間の歩み/女性たちの結婚とその後/なぜ書くのか)
著者情報(「BOOK」データベースより)
辻智子(ツジトモコ)
1971年神奈川県小田原市生まれ。1995年お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。2000年同大学院博士課程人間文化研究科単位取得満期退学。その後、首都圏の多数の大学で非常勤講師を務める傍ら、公民館や女性センター等での女性問題学習や地域青年集団の学習活動に助言者・チューターとして関わる。2010年博士(学術)(お茶の水女子大学)。2011年東海大学課程資格教育センター特任講師、2013年北海道大学教育学研究院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー
ブックスのレビュー
まだレビューがありません。 レビューを書く
楽天ブックスランキング情報
-
週間ランキング
ランキング情報がありません。
-
日別ランキング
ランキング情報がありません。