内容紹介（出版社より）

「真田丸」の時代を生きた盛親の刑死から四百年ーー

大坂の陣で歴史から消えた長宗我部家。しかし、からくも命脈を保ち、大政奉還によって甦る。「血のドラマ」を描く一大叙事詩。

内容紹介（「BOOK」データベースより）

「真田丸」が功を奏したのも束の間、大坂の陣で豊臣方は敗北し、かつて四国統一を成し遂げた長宗我部家も歴史の表舞台から姿を消す。しかし、「下士」へ転落するも姓を改め、その血脈は連綿と続いて、土佐勤王の志士へ影響を与えた。そして、大政奉還を機に家名復活へー。血を繋ぐことの重さを問う歴史ノンフィクション。

目次（「BOOK」データベースより）

第１章　大坂の陣に夢を賭けるー幸村と盛親／第２章　藤堂高虎隊と激突ー消えた大名家復活／第３章　徳川政権下で家を繋ぐー盛親の思いを受けて／第４章　戦場の果て、生き抜く末裔たちー伊達政宗、加藤清正らに庇護される／第５章　酢漿草の家紋は木綿の布ー元親のこころを思う／第６章　曙光は確実に輝くー時代を開いた幕末の志士

著者情報（「BOOK」データベースより）

長宗我部友親（チョウソガベトモチカ）
１９４２年、高知市生まれ。早稲田大学卒業。共同通信社に入り、経済部長などを経て、２００２年、常務監事。０４年に退任。長宗我部元親の末弟、親房から十七代目の当主。盛親亡き後、本流が絶えたため、祖父・親（秦霊華）が長宗我部家の末裔、元親公孫として昭和天皇の勅使から元親の正三位への贈位記を受け取る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）