バイリンガル教育の方法完全改訂版 12歳までに親と教師ができること (アルク選書シリーズ)
中島和子
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商品情報
- 発売日: 2016年01月
- 著者/編集: 中島和子, アルク
- シリーズ: バイリンガル教育の方法
- レーベル: アルク選書シリーズ
- 出版社: アルク(品川区)
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 272p
- ISBN: 9784757426986
商品説明
内容紹介(出版社より)
「グローバル人材」育成のカギは、「バイリンガル教育」にあり。この分野の第一人者による研究成果が詰まった本書は、1998年に初版が刊行されて以来、増補改訂版を経て、ここに集大成されました。
これからの時代の「言葉の教育」を考える上で、必読の1冊です。
「バイリンガル」とは、単に2つの言語をしゃべれる人、ということではありません。4技能の、それぞれの到達度はもちろん、文化的背景も絡み、さまざまな状態の「バイリンガル」が存在しています。
そんな中、どのような「バイリンガル」を目指し、誰が、どのような教育をするのでしょうか。なぜ子どもを「バイリンガル」に育てる必要があるのでしょうか。
バイリンガル教育の先進国であるカナダで、第一人者の一人として長年研究を続け、自らもバイリンガル子育てを実践した著者は言います。
「日本人もことばの壁を乗り越えて、目的達成のために異文化の人たちと力を合わせ、リーダーシップを発揮することが求められる時代になった。(中略)
実際に世界を見回せば、モノリンガルよりも複数言語話者の方がはるかに多く、第2、第3言語で教育を受ける子どもも地球規模で増している(Tucker, 1999)。
子ども時代に複数言語を獲得することは、思考の柔軟性、異文化適応力、言語に対する理解、言語分析能力を強め、子どもを文化的にも知的にもより豊かにするものである」
ここに、時代が求める「グローバル人材」の姿が見えてくるのではないでしょうか。
安易に「早期英語教育」という言葉に踊らされず、本当に必要なことを考えるための、説得力ある研究成果と具体的な教育方法が、本書にまとめられています。
言葉の教育に関わる人・関心がある人すべてに、ぜひご一読いただきたいと思います。
目次(「BOOK」データベースより)
バイリンガルとは?/子どもの母語の発達と年齢/バイリンガル教育の理論/家庭で育てるバイリンガル/イマージョン方式のバイリンガル教育/年少者英語教育とバイリンガル教育/マイノリティ言語児童生徒とバイリンガル教育/海外児童生徒とバイリンガル教育/海外日系児童生徒とバイリンガル教育/バイリンガルと文化の習得/バイリンガル教育への疑問/バイリンガル教育の日本お言語教育への貢献
著者情報(「BOOK」データベースより)
中島和子(ナカジマカズコ)
東京都出身。国際基督教大学・大学院、トロント大学大学院卒。トロント大学教授を経て名古屋外国語大学教授・日本語教育センター長。現在トロント大学名誉教授・トロント補習授業校高等部校長。専門はバイリンガル教育、継承語教育、日本語教育学。「カナダ日本語教育振興会」・「母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会」の会長を歴任、2015年現在両会の名誉会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(6件)
- 総合評価
- 4.17
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