商品基本情報
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【内容情報】(出版社より)
時は八世紀半ば、奈良の都・平城京が栄えた頃。二上山の峰の間に、荘厳な俤びとの姿を見た藤原南家の娘ーー郎女は、館から姿を消し、女人禁制の万法蔵院に入り込む。「姫の咎は、姫が贖う」--長期の物忌みに入った郎女の元に、五十年前、謀反の罪で斬首された滋賀津彦の亡霊が現れる。その、白玉が並んだような、白い骨ばかりの指を見た郎女はーー。日本民俗学の基礎を築いた折口信夫の傑作小説を、近藤ようこが初読四十年にして、宿願の漫画化。古代へと誘う魂の物語、完結の下巻。
商品レビュー(4件)
- 総合評価
5.0
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歴史の中で消え去るもの
- 桜黄金
- 投稿日:2021年01月04日
奈良時代の由緒ある氏族に、神に祈るための女子がいたことが前提の話ではありますが、その時代により流行りや力の誇示の仕方が違ってきて、時代の変化に対応出来ないものは時代遅れや不要なものと切り捨てられ忘れられてしまうのだと今この2020年から2021年を迎えた時に、読めたことに物凄く意味があるように思いました。
無駄や、価値がないと思われてしまうものにも、必ず一つ一つに発生した原因や意味があり、誰かが守らないといつはかなく消えてしまうか誰にもわからず、ひっそり失われて行ってしまう。
そういう事も考える話でありました。
郎女の美しさも、心に残りました。0人が参考になったと回答
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(無題)
- 八月朔日
- 投稿日:2017年06月08日
作者買いですが楽しめました。近藤先生の作風にあっています。
0人が参考になったと回答
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