内容紹介（出版社より）

『こうして彼は屋上を燃やすことにした』（小学館ライトノベル大賞）『憂鬱なヴィランズ』『七日の喰い神』の異才・カミツキレイニー、ハヤカワ文庫初登場！

沖縄の離島を舞台にした、少年と少女と神々の物語。

内容紹介（「BOOK」データベースより）

沖縄本島の遥か南に位置する宇嘉見島には、人間を拐かす黒豚の悪神ウヮーガナシーの伝説がある。島育ちで映画好きの中学生ヨナは、古臭い慣習も閉鎖的な環境も大嫌い、いつか島から脱け出したいと願っていた。そんな彼のクラスに、東京から転校してきた波多野清子。『オズの魔法使い』をきっかけに接近する二人だが、清子は「私は黒い豚に呪われているの」と告白をするー。離島に棲まう神々と悪童たち、ひと夏の異界譚。

著者情報（「BOOK」データベースより）

カミツキレイニー
沖縄県生まれ。２０歳まで豊見城市で育つ。２０１０年に第１４３回Ｃｏｂａｌｔ短編小説新人賞入選。２０１１年に第５回小学館ライトノベル大賞で『こうして彼は屋上を燃やすことにした』が大賞を受賞しデビューを果たす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）