内容紹介（出版社より）

2011年に著者が出版した、心と体を動かしながらソルフェージュを楽しくマスターするための入門書『ソルフェージュの庭』の教材シリーズ第一弾「視唱」。本書の目的は、楽譜からリズム・音程を早く正しく読み取り歌えるようにすることに留まらず、より音楽的な読譜と表現につなげることである。同時によい耳も育てる。ハーモニーを味わいながら歌えるように平易な和音伴奏が付けられている。全曲が10〜20小節の短い旋律だが、何度も歌いたくなるような美しい旋律とともに、その中には遠い調性への転調や各種旋法、変拍子など、さまざまな音楽的要素がつまっている。さらに、全ての曲についてそれぞれ「高音部譜表の楽譜（A）」と「7種類の音部記号（クレ）の楽譜（B）」の2通りの楽譜を収録したので、学習者の進度や目的に応じて使うことができる。工夫次第で、初級から上級まで使うことが可能。
ソルフェージュの庭

著者情報（「BOOK」データベースより）

佐怒賀悦子（サヌカエツコ）
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程（ソルフェージュ専攻）修了。東京藝術大学附属音楽高等学校非常勤講師を経て、上野学園大学教授。同中学校・高等学校音楽主事。ソルフェージュにリトミックを採り入れた指導に定評がある。日本ソルフェージュ研究協議会理事。日本ダルクローズ音楽教育学会・日本ピアノ教育連盟各会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）