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楽園　戦略拠点３２０９８　（角川スニーカー文庫）
長谷敏司

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商品情報

商品説明

内容紹介（「BOOK」データベースより）

青く深く広がる空に、輝く白い雲。波打つ緑の草原。大地に突き立つ幾多の廃宇宙戦艦。-千年におよぶ星間戦争のさなか、敵が必死になって守る謎の惑星に、ひとり降下したヴァロアは、そこで、敵のロボット兵ガダルバと少女マリアに出会った。いつしか調査に倦み、二人と暮らす牧歌的な生活に慣れた頃、彼はその星と少女に秘められた恐ろしい真実に気づいた！新鋭が描く胸打つＳＦロマン。第６回スニーカー大賞金賞受賞作品。

著者情報（「BOOK」データベースより）

長谷敏司（ハセサトシ）
１９７４年大阪府生まれ。関西大学卒業。第６回スニーカー大賞金賞を受賞した『戦略拠点３２０９８　楽園』がデビュー作（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

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商品レビュー（11件）

総合評価
 3.78

ブックスのレビュー（1件）

レビューを見る（1件） / 書く
  • d-sen
    評価 5.00 5.00
    投稿日：2008年04月27日

    宇宙に出た人類が汎銀河同盟と人類連合の２大勢力に分かれ、地球をめぐる戦争を始めてから1000年以上が過ぎた頃、汎銀河同盟は「拠点32098」と呼ばれる惑星を戦略の要所であるとしていた。撃破した敵・人類連合の戦艦がそこへ
    曳航されてゆき、降下して調査しようとすれば人類連合軍が激しい抵抗をみせるからだ。
    この惑星を調査するために降下した汎銀河同盟の部隊の唯一の生き残りヴァロワと脳の極わずかを残して体を機械化した人類連合の制御官ガダルバ、拠点32098の雄一の住人少女マリアの三人の物語。
    拠点32098とマリアの秘密を知ってからもう一度読み直すと各シーンのちょっとした描写のなかに初見でわ見つからない感慨があるだろう。

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