九十歳。何がめでたい
佐藤 愛子
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商品情報
- 発売日: 2016年08月01日頃
- 著者/編集: 佐藤 愛子(著)
- シリーズ: 九十歳。何がめでたい
- 関連作品: 九十歳。何がめでたい
- 出版社: 小学館
- 発行形態: 単行本
- ページ数: 224p
- ISBN: 9784093965378
商品説明
内容紹介(出版社より)
草笛光子さん主演で映画化決定!
『九十歳。何がめでたい』というタイトルには、佐藤愛子さん曰く「ヤケクソが籠っています」。2016年5月まで1年に渡って『女性セブン』に連載された大人気エッセイに加筆修正を加えたものです。
大正12年生まれ、今年93歳になる佐藤さんは2014年、長い作家生活の集大成として『晩鐘』を書き上げました。その時のインタビューでこう語っています。
「書くべきことは書きつくして、もう空っぽになりました。作家としての私は、これで幕が下りたんです」(「女性セブン」2015年2月5日号より)
その一度は下ろした幕を再び上げて始まった連載『九十歳。何がめでたい』は、「暴れ猪」佐藤節が全開。自分の身体に次々に起こる「故障」を嘆き、時代の「進歩」を怒り、悩める年若い人たちを叱りながらも、あたたかく鼓舞しています。
自ら災難に突進する性癖ゆえの艱難辛苦を乗り越え92年間生きて来た佐藤さんだからからこそ書ける緩急織り交ぜた文章は、人生をたくましく生きるための箴言も詰まっていて、大笑いした後に深い余韻が残ります。
ぜひ日本最高峰の名エッセイをご堪能ください。
【編集担当からのおすすめ情報】
収録されたエッセイの中には、15年に大阪・寝屋川市で起きた中学1年の少年少女殺害事件や、16年に発覚した広島・府中市の中学3年生の「万引えん罪」自殺問題から、高嶋ちさ子さんのゲーム機バキバキ事件や橋下徹元大阪市長のテレビ復帰に至るまで、折々の出来事と世間の反応について歯に衣着せぬ物言いで迫ったものもあります。
とりわけそうした時評からは、怒れる作家と称される佐藤さんのあたたかな眼差しが心に沁み入ります。世間で論じられていた視点とは全く違う、佐藤さんならではの視点にも注目してください。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
御年九十二歳、もはや満身創痍。ヘトヘトでしぼり出した怒りの書。全二十八編。
目次(「BOOK」データベースより)
こみ上げる憤怒の孤独/来るか?日本人総アホ時代/老いの夢/人生相談回答者失格/二つの誕生日/ソバプンの話/我ながら不気味な話/過ぎたるは及ばざるが如し/子供のキモチは/心配性の述懐〔ほか〕
動画
商品レビュー(381件)
- 総合評価
- 4.04
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おもしろいです。
- ねこ06
- 投稿日:2017年04月03日
佐藤愛子さんは、90歳になってもこんなにすごい文章かけるなんてすごい人です。
16人が参考になったと回答
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面白おかしく
- まんちゃん0208
- 投稿日:2017年03月11日
共感しながら、そうそうそうだったとか思いながら一日で読んでしまいました。
今の子育て世代の方には理解できないかもしれませんが、懐かしい昭和の頃の家族像や学校教育などなるほどと思うことが多々あります。
著者からみれば60代はまだ若僧ですが、自分も進化についていくのにしんどくなることが時々ある。
80歳を超えた叔母にも贈りました。12人が参考になったと回答
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92歳、佐藤愛子さんの切れ味に脱帽!
- 購入者さん
- 投稿日:2016年08月04日
『血脈』や『晩鐘』を読んで、なんて面白い小説だろうと思っていましたが、恥ずかしながら佐藤愛子さんのエッセイを手にするのは初めてでした。
「エッセイの名手」の肩書きは伊達じゃなかったです。自らの老いを見つめるその目はどこか面白がっていて、世間で言われるような高齢者問題なんて何のその。
耳が遠い、それがなんぼのもんじゃ!犬がうるさい、子供の声がうるさい、だからどうした!
とかく文句ばかり出る現代のあれやこれやに、キレッキレの文章で切り返します。その説得力ある書きぶりに、もう恐れ入りました、とこうべを垂れるばかりです。
大正12年生まれ、92歳というのに、この現役感。いたずら電話やドロボー、押し売りすら千客万来、懐かしく感じるこのエネルギーには、ただただ驚くばかりです。
ご本人曰く、暴れ猪というその性格によるものだそうですが、こんな風に生きられたら、人生は楽しく、やっぱりめでたいなあと、つくづく感じたエッセイ集でした。10人が参考になったと回答