内容紹介（「BOOK」データベースより）

暦のなかに年中行事があるように、人の一生には人生行事がある。安産祈願・産湯などの出産儀礼、初宮参り、成人祝、結婚、還暦以降の長寿祝など古来から続く通過儀礼、そして元服や若者組、隠居制度などの失われつつある習俗…。厄年や病気にまつわる呪いをも加え、忘れられた日本人の一生を俯瞰する。

目次（「BOOK」データベースより）

日本人ーその人間模様／人の一生ー山口県東和町／産育習俗（出産〜育児）／子供時代／元服／若者・娘／年齢、世代集団（若者組以外）／結婚／隠居／年祝・厄年／病気・呪

著者情報（「BOOK」データベースより）

宮本常一（ミヤモトツネイチ）
１９０７年、山口県周防大島生まれ。大阪府立天王寺師範学校専攻科地理学専攻卒業。民俗学者。日本観光文化研究所所長、武蔵野美術大学教授、日本常民文化研究所理事などを務める。１９８１年没。同年勲三等瑞宝章（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）