【解説】
ザ・ストーン・ローゼズの光と影、過去と現在、そして、輝く未来(ステージ)が、ここに。/英国の鬼才シェイン・メドウズ監督(『THIS IS ENGLAND』)が、バンドと共に、至福の100分を紡ぎ上げた。/みんな聞いてくれ。ドラマーが帰っちまった。今日のライブは終わりだ。---イアン・ブラウン/ローゼズという偉大なグループの墓を汚す気はまったくない。---ジョン・スクワイア/マッドチェスター・ムーヴメントの中心的存在として全世界の音楽シーンに多大なる影響を与えたザ・ストーン・ローゼズの、96年の解散から15年後の2011年10月18日、再び始まった活動を最も近くで記録した、バンド史上初にして決定版ともいえるドキュメンタリー映画が、ついに登場!!/サッカーと音楽しか成り上がる手段がなかったマンチェスターのワーキング・クラス出身の4人による感動的な再会劇から初めて明かされるその裏側、そして彼らを人生の一部として愛するファンの素顔を、再結成にまつわるライヴやバックステージ映像と、これまで未公開であった秘蔵映像を軸に、鮮烈に描き出す。人里離れた隠れ家のようなリハーサルハウスでの貴重な練習風景から、再結成後初めてとなる緊張のステージの模様、再び襲い来る悪夢のようなアクシデントと繊細な人間模様。そして地元マンチェスター、ヒートンパークで22万人(!)を集めた圧巻の凱旋ライヴまで、初公開となる彼らの演奏シーンを十二分に交えながら、マッドチェスター・ムーヴメントという奇跡を起こした4人が躍動する!この映画は、彼ら4人が、古き良き時代をもういちど共有するのではなく、再びファンと共に新たな道を歩み始めたという事を、熱く雄弁に刻みこんだマニフェストでもあるのだ。最後には、バンドにとっても、監督メドウズにとっても、日本のファンは特別な存在なのだ、ということがエンドロールで明らかになる。監督は、自身も強烈なローゼズ・フリークであり、映画『THIS IS ENGLAND』でも知られるデェイン・メドウズ監督。溢れんばかりの愛と共に描き出している。/再び回り出した歯車、動き出した時計。--伝説は今、再び現実となって、新たなページを刻み始めた!!