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銀行理論と情報の経済学
加藤 正昭

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商品情報

  • 発売日:   2016年09月30日頃
  • 著者/編集:   加藤 正昭(著)
  • 出版社:   八千代出版
  • 発行形態:   単行本
  • ページ数:   352p
  • ISBN:   9784842916880

商品説明

内容紹介(出版社より)

ビジネスにおいて必要なものは何か。「独自の優れた知識」に加え、「整備された金融システム」といえるだろう。そのなかで銀行が担う役割とは何か。資産変換と決済、金融仲介、信用創造といった基本的な機能の解説を行い、その上で「情報の経済学」に紙幅を割く。特に各取引主体が保有する情報に差があるとき、市場取引は困難に見舞われる。そのため「銀行の情報生産」「メインバンク関係」などが重要となるが、その点に力点を置く。また金融市場と労働市場とは密接な関連をもつため、労働市場にも解説を加える
第1章 銀行の資産変換と決済機能
第2章 情報の経済学1-逆選択(レモン問題)
 補論1 異時点間取引と非対称情報問題
 補論2 銀行による情報生産の理由
 補論3 労働市場のシグナリング
第3章 情報の経済学2-モラルハザード問題
 補論1 モラルハザードの定義(再論)
 補論2 賃金スキーム(誘因両立性条件)
 補論3 ホールドアップ問題と無形資産の有無
 補論4 「均衡信用割当」理論
第4章 日本の金融システムと銀行の役割
 補論1 メインバンク関係とホールドアップ問題
 補論2 高度成長期の長信銀の役割
第5章 銀行取り付けと金融パニック
 補論 貨幣発行自由化論と銀行取り付け
第6章 信用秩序維持政策
 補論1 銀行の情報公開と参入規制
 補論2 銀行取り付けの進化論ゲーム分析
結びに代えて〜実用と信頼の美しい社会に向けて

目次(「BOOK」データベースより)

第1章 銀行の資産変換と決済機能(金融とは何か?/金融の分類 ほか)/第2章 情報の経済学1-逆選択(レモン問題)(情報の不完全性/自然淘汰と逆選択 ほか)/第3章 情報の経済学2-モラルハザード問題(モラルハザード問題/モラルハザードの定義 ほか)/第4章 日本の金融システムと銀行の役割(メインバンク関係/戦後日本の金融システム ほか)/第5章 銀行取り付けと金融パニック(銀行取り付け/「サンスポット型」銀行取り付け ほか)/第6章 信用秩序維持政策(金融システム安定化対策/信用秩序維持政策 ほか)

著者情報(「BOOK」データベースより)

加藤正昭(カトウマサアキ)
大東文化大学経済学部教授。専攻は銀行理論、金融システム論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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