王妃の離婚 (集英社文庫(日本))
佐藤 賢一
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商品説明
内容紹介(出版社より)
1498年フランス。国王が王妃に対して離婚裁判を起こした。田舎弁護士フランソワは、その不正な裁判に義憤にかられ、孤立無援の王妃の弁護を引き受ける……。第121回直木賞受賞作。 (解説/池上冬樹)
内容紹介(「BOOK」データベースより)
1498年フランス。時の王ルイ12世が王妃ジャンヌに対して起こした離婚訴訟は、王の思惑通りに進むかと思われた。が、零落した中年弁護士フランソワは裁判のあまりの不正に憤り、ついに窮地の王妃の弁護に立ち上がる。かつてパリ大学法学部にその人ありと謳われた青春を取り戻すために。正義と誇りと、そして愛のために。手に汗握る中世版法廷サスペンス。第121回直木賞受賞の傑作西洋歴史小説。
著者情報(「BOOK」データベースより)
佐藤賢一(サトウケンイチ)
1968年山形県鶴岡市生まれ。93年「ジャガーになった男」で第六回小説すばる新人賞、99年「王妃の離婚」で第一二一回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(118件)
- 総合評価
- 3.91
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(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2024年04月11日
佐藤賢一の第121回直木賞受賞作品。
他所でレビューがよく、内容が面白そうだったので購入しました。
舞台はフランス、15世紀のカトリック世界、フランス王ルイ十二世から離婚訴訟を起こされた正室のアンヌ・ド・フランスの弁護裁判を行う弁護士フランソワが主人公ですが、裁判の行方やそれに纏わる人間模様もうまく描かれ、とても面白かったです。読んでよかった。0人が参考になったと回答
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恋愛描写がしつこい
- 購入者さん
- 投稿日:2012年07月13日
ヨーロッパ史が好きで、著者の英仏百年史を読み小説も、と購入しました。
恋愛小説が苦手な中年女性である私には男女の恋愛描写と回想が何度もしつこく感じられその部分は流し読み。王と王妃の離婚裁判の小説を飽きさせる事もなくうまくまとめてあります。
文体は苦手ではありませんが若干くどさを感じ飛ばし読みが多くなりました。ここまで長編にせずともよかったような。
ルイが領土を広げたいと思う他国との関係、時代背景をもう少し書いても良かったかも。
去勢した人間は髭が生えなくなるのではと違和感を覚えました。王妃に対する無礼なエピソードも女性である自分には不快。
私には著者の作品は合わないようです。0人が参考になったと回答
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意外と活劇
- keiko_alpha
- 投稿日:2010年08月04日
ハードカバーも持っているのですが、敢えて文庫も購入w
さすが直木賞受賞作というべきか、佐藤作品の中でももっともバランスのいい作品の一つではないかと思います。
法廷弁論だけではなく、活劇要素も盛り込まれて展開するストーリー、
キャラクターの因縁や、心情の変化も魅力的で引き込まれます。
あと何と言っても、佐藤作品には珍しくヒロインが聡明なタイプで、多くの人に受け入れられやすいと思います。
何度も読み返していると(ファンなのでw)、ちょっとここは気になる、とか
冷静に考えるとこの描写はイマイチ理解できないwというところがないわけではないのですが、
それを補って余りある勢いと魅力に満ちている作品だと思います。
いろいろな意味で生々しい描写(……エロとか)が生理的に受け付けない、という方でなければ、是非おススメしたい一作です。0人が参考になったと回答