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- 総合評価
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三次創作?
- 7年生
- 投稿日:2017年10月26日
▲期待はずれ。表紙をめくった瞬間に失望した。 ▲歴史上の解説をするのに人物を善玉と悪玉に分ける必要がどこにあるのだろうか。 争いが起これば勝ち残りたいのは人間として当然のことである。 我々は後世から「なぜ他人を蹴落としてまで社長を目指そうとしたのか」「なぜ出世争いに負けたのに潔く辞職しなかったのか」と糾弾されたいであろうか。 本書はそういうことを書いている冊子である。 ▲しかも叙述は従来の、現在では否定されつつある史観に止まっている。 ▲なぜそうなのか巻末を見て納得。 この冊子は二次記述本をつなぎ合わせただけの又又書きなのである。 つまり三次創作である。 これでは従来史観の過ちを乗り越えることはできない。 ▲ただ一つ評価できるのはビジュアルである。 小説などでは頭の中に描くしかない合戦の様子を目で見られるのは大きい。 この点のみを評価して星二つとした。
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