現在地: トップ > 本 > 文庫 > 小説・エッセイ

OUT　上　（講談社文庫）
桐野夏生

ユーザ評価 4.02（280件）
| レビューを書く

924円（税込）送料無料

この商品が関連するクーポン・キャンペーンがあります（10件）

※エントリー必要の有無や実施期間等の各種詳細条件は、必ず各説明頁でご確認ください。

商品情報

発売日： 2002年06月15日頃
著者／編集：桐野夏生(著)
シリーズ： Out
関連作品： OUT～妻たちの犯罪～
レーベル：講談社文庫
出版社：講談社
発行形態：文庫
ページ数： 456p
ISBN： 9784062734479

商品説明

内容紹介

⇒『Out（下）』

⇒『OUT』より12年目の衝撃作『IN』

内容紹介（出版社より）

ごく普通の主婦であった彼女たちがなぜ仲間の夫の死体をバラバラにしたのか！？

深夜の弁当工場で働く主婦たちは。それぞれの胸の内に得体の知れない不安と失望を抱えていた。「こんな暮らしから抜け出したい」そう心中で叫ぶ彼女たちの生活を外へ導いたのは、思いもよらぬ事件だった。なぜ彼女たちは、パート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか？犯罪小説の到達点！

内容紹介（「BOOK」データベースより）

深夜の弁当工場で働く主婦たちは、それぞれの胸の内に得体の知れない不安と失望を抱えていた。「こんな暮らしから脱け出したい」そう心中で叫ぶ彼女たちの生活を外へと導いたのは、思いもよらぬ事件だった。なぜ彼女たちは、パート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか？犯罪小説の到達点。’９８年日本推理作家協会賞受賞。

著者情報（「BOOK」データベースより）

桐野夏生（キリノナツオ）
１９５１年生まれ。’９３年、『顔に降りかかる雨』で、第３９回江戸川乱歩賞を受賞。’９７年発表の『ＯＵＴ』は「このミステリーがすごい！」の年間アンケートで国内第１位に選ばれ、翌年同作で日本推理作家協会賞を受賞した。’９９年『柔らかな頬』（講談社）で、第１２１回直木賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（280件）

総合評価: 4.02

ブックスのレビュー（22件）

レビューを見る（22件） / 書く

やっぱり、すごいです

ニョロゾ一号

評価 5.00

投稿日：2010年05月20日

数カ国語に翻訳され、賞も受賞していることから、読み応えは想定してましたが、ものすごい筆力。面白いし怖いしすさまじいし、人間てこうも浅ましいのかとか醜いのかとか、脳天気なのかとか鋭いのとか、いろいろ考えさせられる。登場人物がみんな社会の枠外からはみ出しているから「OUT」なんですね。読み終わってようやく気づきました。階級が下層だからとか家族崩壊とかなんか精神的つながりの欠如とか、そんな風にも読めます。いや久々に堪能しました。

1人が参考になったと回答
もうとめられない

きょんしお

評価 5.00

投稿日：2009年10月01日

10年前に「柔らかな頬」を読んでから、最近読み始めた桐野さんの作品は、読み始めると止められなくて困りました。女性にしかわからない部分もあるとは思いますが、やはりこの人はすごいと思いました。

1人が参考になったと回答
まぁまぁ

購入者さん

評価 4.00

投稿日：2022年05月01日

いつも本を購入する時は、本のあらすじと皆さんのレビューを参考にして、購入しています。こちらの本はレビューが良かったので買いましたが、まぁまぁ面白かったです。続けて下巻も読んでみます。こちらの著者の本は出来の良し悪しがハッキリしているなぁ。

0人が参考になったと回答