内容紹介（「BOOK」データベースより）

鑑賞日本恋愛詩。五〇人の恋愛詩から、その恋人と愛の中身を訪ねる。

目次（「BOOK」データベースより）

過ぎにし春は夢なれどー北村透谷「双蝶のわかれ」／わがこゝろなきためいきのー島崎藤村「初恋」／夢とこしへ甘きにー与謝野鉄幹「敗荷」／わたしは其れを感じるー与謝野晶子「帰途」／その人は答へにけらくー石川啄木「泣くよりも」／そんなにもあなたはレモンを待つてゐたー高村光太郎「レモン哀歌」／きみときくやみのしたたりー山村暮鳥「幸福」／罪ノヤミヂニフミマヨフー北原白秋「野晒」／しらさぎさへもきみかとぞおもふー中勘助「あるときのうた」／ああ浦さびしい女！-萩原朔太郎「猫の死骸」〔ほか〕

著者情報（「BOOK」データベースより）

正津勉（ショウズベン）
１９４５年、福井県生まれ。詩人。７２年に詩集『惨事』で詩壇にデビュー。自虐的かつ暴力的な詩的言語で注目をあび、以後、７０年代詩人のひとりとして活発な詩作活動を展開（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）