![ネガティブ・ケイパビリティ答えの出ない事態に耐える力(朝日選書)[帚木蓬生]](https://tshop.r10s.jp/book/cabinet/0582/9784022630582_1_2.jpg)
ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 (朝日選書)
帚木蓬生
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商品説明
内容紹介
多くの受賞歴をもつ小説家であり、臨床40年の精神科医が悩める現代人に最も必要と考えるのは「共感する」ことだ。この共感が成熟する過程で伴走し、容易に答えの出ない事態に耐えうる能力がネガティブ・ケイパビリティである。古くは詩人のキーツがシェイクスピアに備わっていると発見した「負の力」は、第二次世界大戦に従軍した精神科医ビオンにより再発見され、著者の臨床の現場で腑に落ちる治療を支えている。昨今は教育、医療、介護の現場でも注目されている。セラピー犬の「心くん」の分かる仕組みからマニュアルに慣れた脳の限界、現代教育で重視されるポジティブ・ケイパビリティの偏り、希望する脳とプラセボ効果との関係……せっかちな見せかけの解決ではなく、共感の土台にある負の力がひらく、発展的な深い理解へ。
内容紹介(出版社より)
多くの受賞歴をもつ小説家であり、臨床40年の精神科医が、悩める現代人に最も必要と考えるのは「共感する」ことだ。
この共感が成熟する過程で伴走し、容易に答えの出ない事態に耐えうる能力がネガティブ・ケイパビリティである。
古くは詩人のキーツが、シェイクスピアに備わっていると発見した「負の力」は、
第二次世界大戦に従軍した精神科医ビオンにより再発見され、著者の臨床の現場で腑に落ちる治療を支えている。
昨今は教育、医療、介護の現場でも注目されている。
セラピー犬の「心くん」の分かる仕組みから、マニュアルに慣れた脳の限界、現代教育で重視されるポジティブ・ケイパビリティの偏り、希望する脳とプラセボ効果との関係……
せっかちな見せかけの解決ではなく、共感の土台にある負の力がひらく、発展的な深い理解へ。
【目次】
●はじめにーーネガティブ・ケイパビリティとの出会い
精神医学の限界
心揺さぶられた論文
ポジティブ・ケイパビリティとネガティブ・ケイパビリティ
【第一章】キーツの「ネガティブ・ケイパビリティ」への旅
・キーツはどこで死んだのか! ?
・燃えるような愛の手紙
・キーツの短い生涯
・文学と医師への道
・経済的困窮の中で「受身的能力」へ/ほか
【第二章】精神科医ビオンの再発見
・精神分析におけるネガティブ・ケイパビリティの重要性
・ビオンの生涯
・第一次世界大戦の戦列へ
・精神分析医になる決意
・ベケットの治療から発見したこと/ほか
【第三章】分かりたがる脳
・セラピー犬、心くんの「分かる」仕組み
・マニュアルに慣れた脳とは?
・画一的思考が遅らせたピロリ菌の発見
・分かりたがる脳は、音楽と絵画にとまどう
・簡単に答えられない謎と問い
【第四章】ネガティブ・ケイパビリティと医療
・医学教育で重視されるポジティブ・ケイパビリティ
・終末期医療で医師には何が必要か
・ネガティブ・ケイパビリティを持つ精神科医はどうするか
・小児科医ウィニコットの「ホールディング」(抱える)
・人の病の最良の薬は人である
【第五章】身の上相談とネガティブ・ケイパビリティ
・日々の診療所から
・八人の受診者
・身の上相談に必要なネガティブ・ケイパビリティ
【第六章】希望する脳と伝統治療師
・明るい未来を希望する能力
・楽観的希望の医学的効用
・山下清を育んだもの
・ネガティブ・ケイパビリティを持つ伝統治療師
・精神療法家はメディシンマンの後継者/ほか
【第七章】創造行為とネガティブ・ケイパビリティ
・精神医学から探る創造行為
・芸術家の認知様式
・小説家は宙吊りに耐える
・詩人と精神科医の共通点
【第八章】シェイクスピアと紫式部
・キーツが見たシェイクスピアのネガティブ・ケイパビリティ
・理解と不理解の微妙な暗闇
・紫式部の生涯
・『源氏物語』の尋常ならざる筋書き
・源氏を取り巻く万華鏡のような女性たち/ほか
【第九章】教育とネガティブ・ケイパビリティ
・現代教育が養成するポジティブ・ケイパビリティ
・学習速度の差は自然
・解決できない問題に向かうために
・研究に必要な「運・鈍・根」
・不登校の子が発揮するネガティブ・ケイパビリティ/ほか
【第十章】寛容とネガティブ・ケイパビリティ
・ギャンブル症者自助グループが目ざす「寛容」
・エラスムスが説いた「寛容」
・ラブレーへ
・モンテーニュへ
・つつましやかな、目に見え難い考え/ほか
●おわりにーー再び共感について
共感の成熟に寄り添うネガティブ・ケイパビリティ
共感豊かな子どもの手紙
内容紹介(「BOOK」データベースより)
「負の力」が身につけば、人生は生きやすくなる。セラピー犬の「心くん」の分かる仕組みからマニュアルに慣れた脳の限界、現代教育で重視されるポジティブ・ケイパビリティの偏り、希望する脳とプラセボ効果との関係…教育・医療・介護の現場でも注目され、臨床40年の精神科医である著者自身も救われている「負の力」を多角的に分析した、心揺さぶられる地平。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 キーツの「ネガティブ・ケイパビリティ」への旅/第2章 精神科医ビオンの再発見/第3章 分かりたがる脳/第4章 ネガティブ・ケイパビリティと医療/第5章 身の上相談とネガティブ・ケイパビリティ/第6章 希望する脳と伝統治療師/第7章 創造行為とネガティブ・ケイパビリティ/第8章 シェイクスピアと紫式部/第9章 教育とネガティブ・ケイパビリティ/第10章 寛容とネガティブ・ケイパビリティ
著者情報(「BOOK」データベースより)
帚木蓬生(ハハキギホウセイ)
1947年、福岡県生まれ。作家、精神科医。東京大学文学部、九州大学医学部卒業。九大神経精神医学教室で中尾弘之教授に師事。1979〜80年フランス政府給費留学生としてマルセイユ・聖マルグリット病院神経精神科(Pierre Mouren教授)、1980〜81年パリ病院外国人レジデントとしてサンタンヌ病院精神科(Pierre Deniker教授)で研修。その後、北九州市八幡厚生病院副院長を経て、現在、福岡県中間市で通谷メンタルクリニックを開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(109件)
- 総合評価
3.85
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現代を生きるためのヒント
- HABAND
- 投稿日:2018年05月24日
東大仏文→九大医学部卒の現役精神科医による、読みやすい「小論文」集。現代を生きるためのヒントに溢れている。
3人が参考になったと回答
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人生勉強
- ougo-mos
- 投稿日:2023年04月15日
たのしみにしていました。
前評判を聞いていましたのです。1人が参考になったと回答
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(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2022年10月10日
年齢を重ねるたびに、また新たな困難に出遭うごとに、心を打つ道しるべのような内容かと存じます。
1人が参考になったと回答
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