データ分析の力 因果関係に迫る思考法
伊藤公一朗
- | レビューを書く
858円(税込)送料無料
-
- 電子書籍(楽天Kobo)
- データ分析の力 因果関係に迫る思考法
- 858円
-
- 紙書籍(新書)
- データ分析の力 因果関係に迫る思考法
- 858円
この商品が関連するクーポン・キャンペーンがあります(5件)
※エントリー必要の有無や実施期間等の各種詳細条件は、必ず各説明頁でご確認ください。
楽天ブックス初めてご利用の方限定!
この商品を買った人が興味のある商品
ページ:{{ currentPage }}/{{ pages }} {% if (currentPage !== 1) { %} (最初に戻る) {% } %}商品説明
内容紹介(「BOOK」データベースより)
ビッグデータが存在するだけでは、「因果関係」の見極めはできない。データの扱い、分析、解釈においては、人間の判断が重要な役割を担うー。本書では「広告が売り上げに影響したのか?」「ある政策を行ったことが本当に良い影響をもたらしたのか?」といった、因果関係分析に焦点を当てたデータ分析の入門を展開していきます。序章では、なぜ因果関係を見極めることがビジネスや政策の成功の鍵を握るのか、様々な実例を使いながら解説します。第2章以降では、ランダム化比較試験、RDデザイン、パネル・データ分析など、因果関係に迫る最先端のデータ分析手法について、数式を使わず、具体例とビジュアルな描写を用いて解説していきます。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 なぜデータから因果関係を導くのは難しいのか/第2章 現実の世界で「実際に実験をしてしまう」-ランダム化比較試験(RCT)/第3章 「境界線」を賢く使うRDデザイン/第4章 「階段状の変化」を賢く使う集積分析/第5章 「複数期間のデータ」を生かすパネル・データ分析/第6章 実践編:データ分析をビジネスや政策形成に生かすためには?/第7章 上級編:データ分析の不完全性や限界を知る/第8章 さらに学びたい方のために:参考図書の紹介
著者情報(「BOOK」データベースより)
伊藤公一朗(イトウコウイチロウ)
シカゴ大学公共政策大学院ハリススクール助教授。1982年宮城県生まれ。京都大学経済学部卒、カリフォルニア大学バークレー校博士課程修了(Ph.D.)。スタンフォード大学経済政策研究所研究員、ボストン大学ビジネススクール助教授を経て、2015年より現職。全米経済研究所(NBER)研究員、経済産業研究所(RIETI)研究員を兼務。専門は環境エネルギー経済学、産業組織論、応用計量経済学。シカゴ大学では、環境政策・エネルギー政策の実証研究を行う傍ら、データ分析の理論と応用について大学院生向けの講義を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(96件)
- 総合評価
3.87
-
(無題)
- かつ357
- 投稿日:2022年03月30日
職場の上司からの推薦本。
読みやすくわかりやすいです。0人が参考になったと回答
-
統計手法の制約や弱点を知っておく
- パパぱふぅ
- 投稿日:2018年07月15日
著者は、シカゴ大学でデータ分析の理論と応用について大学院生に講義をしている伊藤公一朗さん。
冒頭で、「新聞やテレビで主張されていることの多くは、相関関係を誤って解釈して因果関係のごとく示されているもの」(42ページ)と指摘しているが、まさにそのことが気になって本書を購入した。
だが、物事を判断するには、相関関係より因果関係が必要になる場面がほとんどだ。そこで、因果関係を証明するためには、原因を適用する介入グループと、何もしない比較グループを用意する。伊藤さんは、この2つのグループ分けを行うには、ランダム化比較試験(Randomized Cintrolled Trial: RCT)が最適だという。
そして、実際に北九州市で行ったRCTの実験結果から、電力料金の値上げという介入によって電力消費量が下がるという結果が導かれた。
現実社会では、RCTを行うことが難しいケースが多い。たとえば、70歳を境に医療費の自己負担は3割から1割に減るが、これが医療サービスに影響を与えるかどうかを調べるとき、ランダム抽出は難しいから、RDデザイン法を用いる。しかし、RDデザインをはじめとする自然実験手法では、仮定が成り立つことを数学的に証明することはできず、あくまでも議論を積み重ねていくしかないという。また、この方法で測定できる因果関係は、あくまでも「境界線付近にいる人」に関しての因果関係である。
この他も、集積分析、パネル・データ分析といった自然実験手法を紹介する。
第5章は実践編として、データ分析をビジネスや政策形成に活かした事例を紹介する。
ビジネスとしては、ネットでタクシーを配車するUberが、RCTを使って需要曲線を明らかにしたケースが興味深い。また、「RCTなどの科学的な方法で因果関係を示すことの実務的な利点は、イデオロギー論争などを超えた、データ分析の結果に基づく政策議論ができること」(234ページ)だという。その通りであろう。
第7章では、データ分析の不完全性や限界を説明している。とかく統計分析が万能であるかのような言説が流れる中、伊藤さんの解説は良心的である。
ただ、数式を用いないという制限を課しているなか、取り上げたテーマが多すぎて、新書のページ数ではやや消化不良に感じたことである。0人が参考になったと回答
-
自営業をしている人おすすめ
- 購入者さん
- 投稿日:2017年08月18日
去年に比べ、どうして売り上げが下がったのだろうと、今後の指針を考えるとき必要な知識満載。
良い本です。0人が参考になったと回答
楽天ブックスランキング情報
-
週間ランキング(2022年06月27日 - 2022年07月03日)
本:第-位( - ) > 新書:第1117位(↓) > ビジネス・経済・就職:第91位(↓)
-
日別ランキング(2022年07月05日)
本:第-位( - ) > 新書:第1765位(↑) > ビジネス・経済・就職:第154位(↑)