![AIが人間を殺す日車、医療、兵器に組み込まれる人工知能(集英社新書)[小林雅一]](https://tshop.r10s.jp/book/cabinet/8900/9784087208900.jpg)
AIが人間を殺す日 車、医療、兵器に組み込まれる人工知能 (集英社新書)
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商品説明
内容紹介
「AIに仕事を奪われる」よりも身近に迫る深刻な危機とはーー?
人工知能(AI)が脅威として語られるとき、主な論点は次の2つに集約される。それは、我々の仕事が奪われるという「雇用崩壊」の問題と、人間の知能を超えるという「シンギュラリティ」の問題である。しかしそれ以前に、もっと深刻で危機的な状況が身近に迫っている。それが本書で取り上げる「自動運転」「医療」「兵器」の3分野だ。これらは、産業的インパクトが計り知れないだけに、公然と批判することはタブー視されてきた。本書はこれらの「闇」に深く斬り込み、AI開発を取り巻く現状に警鐘を鳴らす!
【主な内容】
●ドライバーは事実上のモルモット? 「自動運転車」の闇
●テスラの自動運転車の死亡事故、真の原因は?
●AIによる医療診断で誤診が起きたときの責任は誰にあるか?
●膨大な医療データの収集で懸念されるプライバシー侵害
●世界各国で導入が進む標的を勝手に判断して攻撃する「自律的兵器」
●米国が開発を進める「スマート核兵器」とは?
【目次より】
第1章 AI脅威論の虚実
●パターン認識の職種が危ない
●Human out of the Loop-制御の環から外される人間
●3種類のAI
第2章 自動運転車の死角
●死亡事故の現場検証
●米国政府は消費者保護より産業育成を優先
●ヒトと車の関係はどうあるべきか
第3章 ロボ・ドクターの誤診
●AIと医師の意見が割れたら?
●病気の発症予測も可能
●ディープラーニングの暴走
第4章 自律的兵器の照準
●ターミネーター問題とは
●テロリストの手に渡る恐れも
●抜け目ないグーグルのやり方
第5章 スーパー・オートメーションの罠
●ロボットはどこまで人間に近付いたか
●裁判や人事考課にAIを活用
●AIによる真の脅威とは何か
おわりに
内容紹介(出版社より)
人工知能が雇用を奪うといった「AI脅威論」が叫ばれているが、真の脅威は人の命を奪うことにある。これはSFの世界ではなく、「自動車」「医療」「兵器」の分野ですでに現実になりつつある。衝撃の一冊!
内容紹介(「BOOK」データベースより)
飛躍的な進化を遂げる人工知能(AI)。明るい未来が語られる一方で、「二〇四五年問題」などのAI脅威論も少なくない。しかし著者はむしろ、目前に迫る危機として、車、医療、兵器の三つを挙げる。共通するのは、私達の命に直結する分野であること。ここに今、最先端のAIが導入されようとしているが、中身の見えないブラックボックスであるうえに、ときに暴走の危険性をはらむ。AIの真の脅威が明らかに!
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 AI脅威論の虚実(パターン認識の職種が危ない/二〇四五年問題と火星の人口爆発 ほか)/第2章 自動運転車の死角(死亡事故の現場検証/公道でのテスト走行が不十分だった ほか)/第3章 ロボ・ドクターの誤診(ワトソンとは何か/凄腕の医師ワトソン ほか)/第4章 自律的兵器の照準(対テロ用の自律的ドローン/第三の軍事刷新とは ほか)/第5章 スーパー・オートメーションの罠(原発事故を想定したロボットとは/悪戦苦闘の末に、人の共感を勝ち得る ほか)
著者情報(「BOOK」データベースより)
小林雅一(コバヤシマサカズ)
1963年、群馬県生まれ。作家・ジャーナリスト、情報セキュリティ大学院大学客員准教授。東京大学理学部物理学科卒業。同大学院理学系研究科を修了後、東芝、日経BPなどを経てボストン大学に留学、マスコミ論を専攻。帰国後、慶應義塾大学メディア・コミュニケーション研究所などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(14件)
- 総合評価
3.50
-
この先人間はどうなる
- 購入者さん
- 投稿日:2018年06月16日
最近AI.ロボット.人工知能等がテレビ.新聞.雑誌等でよく見られるようになったので、読んでみたかったほんです未来どうなるでしょうか、時代についていけるのかとおもう。
0人が参考になったと回答
-
AIは善良で傷つきやすい
- パパぱふぅ
- 投稿日:2017年09月03日
著者は、作家・ジャーナリストで、情報セキュリティ大学院大学客員准教授の小林雅一さん。『AIの衝撃 人工知能は人類の敵か』など、人工知能に関する評論書を複数刊行している。
本書は、グーグルやテスラが開発している自動運転車、IBMの人工知能ワトソンを応用した自動医療診断、そして軍事の3つの分野を概観しながら、人工知能の限界について解説している。『AIが人間を殺す日』という扇動的なタイトルはともかく、人工知能が万能ではないことを、あらためて確認することができた。
まず、グーグルやテスラなどが開発にしのぎを削る自動運転であるが、事故はゼロにできない。小林さんは、「『正規分布(理論)上は起こり得ない』とされることが、現実世界では意外に高い確率で起きる」(99ページ)から、原理的に事故の回避は不可能だという。
2つ目は、医療分野における自動診断だ。
IBMのAI「ワトソン」は、毎年150万本も発表する医学論文を全て学習し、いまや専門医より知識を蓄えた医療AIに成長している。
だが、AIによる診断は、診断過程の論理が見えにくいという欠点がある。また、学習するために膨大な量の個人情報(診療情報)を集めているということも、小林さんは問題視する。
3つ目の人工知能搭載兵器だが、取材の甘さが気になった。スマート核兵器に対するアンチテーゼを提起はしているものの、それと人工知能の関係については材料が乏しいように感じる。
30年以上経った現在も「モラベックのパラドックス」が解決しないのは、AIに関わる数学的な理論が進歩していないからではないか。
最後に小説フランケンシュタインが紹介される。小林さんは「暴走する科学技術と人間との悲劇的な関係を描いている」(235ページ)と語るが、私の考えは違う。作者のメアリー・シェリーの母は、メアリーを産んだことで死んでしまった。また、メアリー自身も詩人パーシーと恋に落ち妊娠するが、赤ん坊は産まれると、すぐに死んでしまった。二度目の妊娠で長男を授かったとき、メアリーはフランケンシュタインを書き、この作品を「私が産んだ忌まわしい子ども」と呼んだからだ。
フランケンシュタインは善良で傷つきやすい性格として描かれた。そう、科学は善良で傷つきやすいがゆえに、人類の敵ではないにもかかわらず、ときに忌まわしい存在となるのではないか――それが、30年以上にわたって人工知能に接してきた私の感想である。0人が参考になったと回答
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