商品基本情報
- 発売日: 2018年02月07日頃
- 著者/編集: 町山 智浩
- 出版社: 集英社インターナショナル
- 発行形態: 新書
- ページ数: 208p
- ISBNコード: 9784797680218
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アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国の「最前線の映画」を鋭く解剖ーー「町山映画塾」、ますます絶好調!
《著者の言葉》
本書は、ここ二年ほどの間に公開された映画作品について、筆者なりの解説を加えたものです。
特に、映画を観た時、多くの観客が疑問に思うだろう点、最初は自分にもわからなかった点について、何らかの答えを見つけようとしました。それはこんな疑問です。
『ラ・ラ・ランド』の二人はなぜ、別れなければいけないのか?
『ダンケルク』にはなぜ、三機しか戦闘機が出てこないのか?
『サウルの息子』はなぜ、背景がピンボケでスクリーンが小さいのか?
『LOGAN/ローガン』の最後にウルヴァリンが言った「あれってこんな感じなんだ」の「あれ」とは何か?
『メッセージ』のヒロインはなぜ、若くして死別すると知っていながら娘を産んだのか?
『ベイビー・ドライバー』はなぜ、ベイビーと自称しているのか?
『エイリアン:コヴェナント』のアンドロイドはなぜ、ワーグナーを弾くのか?
『ブレードランナー2049』のテストで聞かれる「白く高い噴水」とは何か?
『セールスマン』の主人公はなぜ、イランで『セールスマンの死』を上演するのか?
答えは映画の中に隠されている場合もあります。何度も観るうちに、登場人物のちょっとしたしぐさ、表情、セリフ、読んでいる本、流れる歌などに謎を解く鍵があります。
映画の外、監督のインタビューや、過去の作品、時代や社会状況などを調べなければわからないこともあります。ドストエフスキーなどの著作が補助線になって謎が解ける場合もあります。
それを探っていくのは本当に面白い作業です。あ、これだったのか! と思わず声が出そうになることもあります。それが快感で映画評論家をやっているわけです。
もちろん、映画はクイズでもテストでもありませんから、答えは一つではありません。ただ、映画鑑賞の助けとして楽しんでいただけると幸いです。(「はじめに」より)
《本書で登場する映画》
◆ワンダーウーマン◆エイリアン:コヴェナント◆ブレードランナー2049◆セールスマン◆マンチェスター・バイ・ザ・シー◆哭声/コクソン◆イット・フォローズ◆ドント・ブリーズ◆シンクロナイズドモンスター◆ラ・ラ・ランド◆ダンケルク◆サウルの息子◆LOGAN/ローガン◆メッセージ◆ベイビー・ドライバー……全20作品!
《著者略歴》
町山 智浩(まちやま ともひろ)
映画評論家。ジャーナリスト。1962年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。「宝島」「別冊宝島」などの編集を経て、95年に雑誌「映画秘宝」(洋泉社)を創刊。その後、アメリカに移住。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。TBSラジオ「たまむすび」、BS朝日「町山智浩のアメリカのいまを知るTV」レギュラー。
【内容情報】(出版社より)
『この世界の片隅に』『ワンダーウーマン』『哭声/コクソン』……最新ヒット作に秘められた「暗号」を解読する! これを読めば、あの映画が10倍も100倍も面白くなる! 町山映画塾、開講です!
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
映画を観れば「世界の今」が分かる!アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国の「最前線の映画」を当代一の評論家が鋭く解剖。なにげないシーンやしぐさに秘められた監督の意図、ちょっとした台詞の中に隠された過去の名作・傑作の引用などを次々に読み解いていくー。「町山映画塾」、ますます絶好調!
【目次】(「BOOK」データベースより)
Kが追い求めた「噴水」-『ブレードランナー2049』/アンドロイドはオジマンディアスの夢を見るー『エイリアン:コヴェナント』/「それ」から逃れるたったひとつのやり方ー『イット・フォローズ』/「8マイル」の現実ー『ドント・ブリーズ』/神は果てしなく試すー『哭声/コクソン』/三百六十年後の「ゆるし」-『沈黙ーサイレンスー』/イランのウィリー・ローマンー『セールスマン』/バンパーはぶつけるためにあるー『エル ELLE』/アン・ハサウェイは何と戦ったのか?-『シンクロナイズドモンスター』/アウシュビッツで埋められたものー『サウルの息子』〔ほか〕
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
町山智浩(マチヤマトモヒロ)
映画評論家。ジャーナリスト。1962年、東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。『宝島』『別冊宝島』などの編集を経て、1995年に雑誌『映画秘宝』(洋泉社)創刊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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