利己的な遺伝子 40周年記念版
リチャード・ドーキンス
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商品説明
内容紹介(出版社より)
ドーキンスによる「40周年記念版へのあとがき」が
新たに収録された、世界的ベストセラーの最新版
「英国史上最も影響力のある科学書」 第1位
私たちはなぜ、生き延びようと必死になり、なぜ恋をし、なぜ争うのか?--
本書で著者は、動物や人間の社会で見られる、親子間の対立や保護行為、夫婦間の争い、
攻撃やなわばり行動などがなぜ進化したかを、遺伝子の視点から解き明かす。
自らのコピーを増やすことを最優先とする遺伝子は、いかに生物を操るのか?
生物観を根底から揺るがす衝撃の事実を鮮やかに描き出した本書は、
1976年の刊行以来、分野を超えて多大な影響を及ぼし続けている古典的名著である。
【前の版からの変更点】
・ドーキンスによる「40周年記念版へのあとがき」を追加
・古くなった表現、表記を変更
・装幀と本文レイアウトを刷新
* * *
『利己的な遺伝子』は世界を一変させた本である。
正確に言うと、世界に対するぼくたちの見方を一変させた本だ。
それは、まさに科学革命と呼ぶのにふさわしい。
この一冊の書物によって、温かくて親しみやすい生物の世界は、
ドライでクールなデジタル情報の世界に変換された。
これを読まずして、
生物やゲノムや脳科学やAIやロボットや社会や経済について、
語ることはできない。
ーー佐倉統(東京大学大学院情報学環・教授)
* * *
■目次
30周年記念版に寄せて
第2版のまえがき
初版に寄せられた序文(ロバート・L. トリヴァース)
初版のまえがき
第1章 人はなぜいるのか
第2章 自己複製子
第3章 不滅のコイル
第4章 遺伝子機械
第5章 攻撃ーー安定性と利己的機械
第6章 遺伝子道
第7章 家族計画
第8章 世代間の争い
第9章 雄と雌の争い
第10章 ぼくの背中を搔いておくれ、お返しに背中を踏みつけてやろう
第11章 ミームーー新たな自己複製子
第12章 気のいい奴が一番になる
第13章 遺伝子の長い腕
40周年記念版へのあとがき
補注
書評抜粋
「公共の利益のために」 ピーター・メダワー卿
「自然が演じる芝居」 ウィリアム・D. ハミルトン
「遺伝子とミーム」 ジョン・メイナード=スミス
初版への訳者あとがき
第2版への訳者あとがき
30周年記念版への訳者あとがき
40周年記念版への訳者あとがき
訳者補注
参考文献
索引および参考文献への鍵
内容紹介(「BOOK」データベースより)
私たちはなぜ、生き延びようと必死になり、恋をし、争うのか?本書で著者は、動物や人間の社会で見られる、親子間の対立や保護行為、夫婦間の争い、攻撃やなわばり行動などがなぜ進化したかを、遺伝子の視点から解き明かす。自らのコピーを増やすことを最優先にする遺伝子は、いかに生物を操るのか?生物観を根底から揺るがし、科学の世界に地殻変動をもたらした本書は、1976年の初版刊行以来、分野を超えて多大な影響を及ぼし続けている古典的名著である。
目次(「BOOK」データベースより)
人はなぜいるのか/自己複製子/不滅のコイル/遺伝子機械/攻撃ー安定性と利己的機械/遺伝子道/家族計画/世代間の争い/雄と雌の争い/ぼくの背中を掻いておくれ、お返しに背中を踏みつけてやろう〔ほか〕
著者情報(「BOOK」データベースより)
ドーキンス,リチャード(Dawkins,Richard)
1941年ナイロビ生まれ。オックスフォード大学時代は、ノーベル賞を受賞した動物行動学者ニコ・ティンバーゲンに師事。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経て、オックスフォード大学で講師を務めた。1976年刊行の処女作『利己的な遺伝子』は世界的ベストセラーとなり、世界にその名を轟かせた。その後の社会生物学論争や進化論争においては、常に中心的な位置から刺激的かつ先導的な発言をしており、欧米で最も人気の高い生物学者の一人となる
日高敏隆(ヒダカトシタカ)
1930年生まれ。東京大学理学部動物学科卒業。京都大学名誉教授。動物行動学者。1975年の著書『チョウはなぜ飛ぶか』(岩波書店)で毎日出版文化賞受賞。2001年に『春の数えかた』(新潮文庫)で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。2008年瑞宝重光章受章。2009年歿
岸由二(キシユウジ)
1947年生まれ。東京都立大学理学研究科博士課程退学(理学博士)。慶應義塾大学名誉教授。専門は進化生態学。流域アプローチによる都市再生論を研究、実践。NPO法人小網代野外活動調整会議代表理事。NPO法人鶴見川流域ネットワーキング代表理事
羽田節子(ハネダセツコ)
1944年生まれ。東京農工大学卒業。2013年歿
垂水雄二(タルミユウジ)
1942年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て翻訳家、科学ジャーナリスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)