内容紹介（「BOOK」データベースより）

ブトロス＝ガーリの「平和への課題」から、コフィ・アナンの「より大きな自由を求めて」、潘基文の「ＨＩＰＰＯパネル」設立、そしてグテーレスの「紛争予防」の行方ー。変貌する紛争、問われる指導者の志と役割。

目次（「BOOK」データベースより）

第１章　国連平和構築政策の誕生ーブトロス＝ガーリが志したもの／第２章　「人間の安全保障」の誕生と進化ーマブーブル・ハックの構想／第３章　平和維持から平和構築へーブラヒミ勧告と国連の新しい指針／第４章　国連平和活動の政策転換ー二〇一五年の三つの報告書と二〇一七年の改革案／第５章　平和構築と民主化ー移行期正義と「法の支配」の課題／第６章　紛争後の経済社会開発ー持続可能な開発目標の意義／第７章　政治文化と政治行動ー指導者の役割はどう変化したか／第８章　紛争後社会における指導者の志ー「永遠なる平和」のために

著者情報（「BOOK」データベースより）

長谷川祐弘（ハセガワスケヒロ）
１９４２年生まれ。ミシガン大学卒業、国際基督教大学修士（国際行政学）、ワシントン大学博士（国際関係開発論）。１９６９年から３７年間、国連に勤務。カンボジア総選挙ＵＮＶ選挙監視団統括官（１９９３年）、ソマリア国連平和活動、政策企画部長（１９９４）、国連開発支援活動調整官（ルワンダ１９９５-９６年；東ティモール２００２-０６年）、国連事務総長特別代表（東ティモール担当、２００４-０６年）など要職を歴任。国連退職後は法政大学教授（２００７-１３年）、国連大学客員教授（２００７-１５年）、国連学会理事（２００７-１６年）などを務め、ＮＰＯ法人日本国際平和構築協会理事長、日本国際連合協会学術交流担当理事、国連システム学術評議会東京事務所長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）