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スクラップ・アンド・ビルド　（文春文庫）

羽田圭介

ユーザ評価 3.41（149件）
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商品情報

発売日： 2018年05月10日頃
著者／編集：羽田圭介(著)
シリーズ：スクラップ・アンド・ビルド
関連作品：スクラップ・アンド・ビルド
レーベル：文春文庫
出版社：文藝春秋
発行形態：文庫
ページ数： 160p
ISBN： 9784167910662

商品説明

内容紹介（「BOOK」データベースより）

「じいちゃんなんて早う死んだらよか」。ぼやく祖父の願いをかなえようと、孫の健斗はある計画を思いつく。自らの肉体を筋トレで鍛え上げ、転職のため面接に臨む日々。人生を再構築中の青年は、祖父との共生を通して次第に変化してゆくー。瑞々しさと可笑しみ漂う筆致で、老人の狡猾さも描き切った、第１５３回芥川賞受賞作。

著者情報（「BOOK」データベースより）

羽田圭介（ハダケイスケ）
１９８５年東京都生まれ。明治大学卒業。２００３年「黒冷水」で第４０回文藝賞受賞。０８年「走ル」が第１３９回芥川賞候補、０９年「ミート・ザ・ビート」が第１４２回芥川賞候補、１４年「メタモルフォシス」が第１５１回芥川賞候補、１５年「スクラップ・アンド・ビルド」で第１５３回芥川賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（149件）

総合評価: 3.41

ブックスのレビュー（4件）

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尊厳とは

熊でん

評価 5.00

投稿日：2023年02月25日

リアリティがあり「尊厳死」とは何かと考えされられる小説です。

0人が参考になったと回答
(無題)

にゃんた8470

評価 5.00

投稿日：2022年11月02日

祖母の晩年を共に過ごした自分の経験と重なるところがあり考えさせられた。
最後どうなるんだろうと期待せず読み進めていたが、とても温かい気持ちになり涙で終わるなんて思ってもみなかった。
素敵な一冊。

0人が参考になったと回答
(無題)

わんだーふぉーげる

評価 5.00

投稿日：2022年06月27日

飾らない、何にも忖度しない言葉で描かれているからこそ、鮮明に場面が浮かび上がる。長寿国日本に内在する問題。“家族”がテーマではないのだが、それでも“家族”に執着してしまう。家族だからこそ、“本当の姿”を見せられないこともある。
題名の「スクラップアンドビルド」。この言葉の真意を知るとき、現実が違ったものになってくることに気づく。主人公の“葛藤”がニヒルなようで、どこか情もあり、ユーモア。言葉選びが面白く、新鮮。

0人が参考になったと回答