内容紹介（出版社より）

「カリスマをつくるカリスマ」のレッスン初公開！　体の使い方で声の印象と存在感がグンと上がる！

人の印象は何で決まるのでしょうか。
顔だち？　表情？　服装？
いろいろと目に映るものはありますが、僕は「声と姿勢」だと思いますーー。

第一線で活躍するアーティストやアナウンサー、経営者に声や表現法について演出・指導をする
「カリスマをつくるカリスマ」が、地声を変えることなく、声と姿勢だけで劇的に印象を上げる
方法を教えてくれる1冊。心地よく響く声になると、相手に与える印象だけでなく、
セルフイメージも上がって自信もついていく、というよい循環が生まれます！
誰でも実践できて劇的に効果が上がる基本だけを、わかりやすく解説していきます。

歌手や俳優の表現力は、聴衆の無意識にはたらきかけて感動を呼び起こさせます。その高度な技を習得することは一朝一夕にいきませんが、そのうち日常レベルで必要なものだけ凝縮し、相手が思わず聞き入って無意識を動かすカギとなる「声」を軸に、自分の表現方法の何をどう変えればよい印象を残し相手の心を動かせるのか、具体的にお伝えしていきます。
1対1の場でも、プレゼンやミーティングなど対大勢であっても、相手が「自分」について判断するには、多くの要素があります。顔のつくりや表情、話し方、しぐさ、身なり、話す内容などのうち、相手がなんとなく気持ちよくなって納得してしまう、無意識の信頼を得やすいのが「声」。しかし、現代日本人のスマホを片時も手放さずテキストづくりに追われる生活スタイルでは、意識して「声の出し方」を鍛えていかないと衰えやすい状態にあります。どうやって鍛えればいいのか、その具体的なトレーニング方法を含めて紹介していきます。
　著者は、もともと東京藝術大学で声楽を専攻し、オペラ歌手を志していた「声」のプロです。しかし、欧米人の体格に合った歌唱法に取り組むうちに限界を感じて断念、プロの歌手を演出するボーカルディレクターに転じました。音楽づくりでアップル製のmacを愛用していたこともあって、早くからスティーブ・ジョブズに注目し、そのプレゼン力に感動するのと同時に、日本人もプレゼン力（大勢の前で発表する狭義のプレゼンではなく、誰かに何かを伝えるという広義のプレゼン力）を鍛える必要性を痛感したといいます。そして、そのためにエンターテインメントの表現技術の基本を活かせる！と思い立ち、ビジネスパーソンを対象にプレゼン講座も開くようになりました。今や、キー局のアナウンサー講座などのほか、弁護士や経営者などトップ人材も含めたビジネスパーソン向けのプレゼン講座も実施し、その独特なメソッドが好評を博しています。
　これら講義を通じてストックされた、一般のビジネスパーソンに共通の悩みやビジネスに即した実例を豊富に交え、魅力的な「声」をつくり相手を動かすノウハウをこの1冊に詰め込んでいます。