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内容紹介(「BOOK」データベースより)
平安時代「童」と呼ばれる者たちがいた。彼らは鬼、土蜘蛛、滝夜叉、山姥…などの恐ろしげな名で呼ばれ、京人から蔑まれていた。一方、安倍晴明が空前絶後の凶事と断じた日食の最中に、越後で生まれた桜暁丸は、父と故郷を奪った京人に復讐を誓っていた。様々な出逢いを経て桜暁丸は、童たちと共に朝廷軍に決死の戦いを挑むがー。皆が手をたずさえて生きられる世を熱望し、散っていった者たちへの、祈りの詩。第10回角川春樹小説賞受賞作。
著者情報(「BOOK」データベースより)
今村翔吾(イマムラショウゴ)
1984年京都府生まれ。「狐の城」で第23回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞を受賞。デビュー作『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』(祥伝社文庫)で2018年、歴史時代作家クラブ・文庫書き下ろし新人賞を受賞。「羽州ぼろ鳶組」は続々重版中の大人気シリーズ。同年、「童神」で第10回角川春樹小説賞を、選考委員(北方謙三、今野敏、角川春樹)満場一致の大絶賛で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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商品レビュー(53件)
- 総合評価
4.0
-
童の神
- ruger6895
- 投稿日:2021年05月31日
平安時代を舞台にしたデカいスケールの作品読むのが楽しみです。
0人が参考になったと回答
-
(無題)
- jpwkj
- 投稿日:2020年10月15日
若き桜暁丸(おうぎまる)の冒険や成長、様々な技や武器を駆使した戦いというような活劇と、興味深い出会いや別れのロマンチックな展開と非常に愉しい本作だが、なかなかに今日的なテーマが通奏低音になっていると思う。「多様性に寛容で居られるのか?居られないのか?」というようなことだ。
どういう場所の、どういう一族に生まれて来るのか?それは誰も自身で主体的に選べるのでもない。ただ、偶々生まれて各々の人生が在る。各々の人生は各々に尊く、他者からとやかく言われる何物でもない筈だ。敢えて“敵”のように認定する必然性等無く、闘って殺し合いまでしなければならない筈が無い。
「多様性に寛容で居られる」のであれば、どういう出自の人達であろうと、様々な人達が平和に共存出来る筈だ。「多様性に寛容で居られない」となれば、「造り出す?」というようなことまでしてでも“敵”を求めて戦うことになってしまう。
こういうような通奏低音を本作では感じた。これは或いは「“主流”をすこし外れてしまって“居場所”を求める人達」というような存在が、実は存外に多いのかもしれない、そして“主流”に与することを強いるかのような“同調圧力”とでもいうようなモノに「息苦しさ?」が感じられるかもしれない「現代」を、「愉しいファンタジー」という体裁で抽象したのかもしれないと思った。
「古くから伝わる物語」を「ファンタジー小説」に組み直し、そこに「現代社会のテーマ?」を織り込んでしまっている。或いは「未来の古典」を想わせる。広く御薦めしたい作品だ。0人が参考になったと回答
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珍しい平安期時代小説
- 青い地図
- 投稿日:2020年09月11日
それなりに面白かったです。
平安時代に餅がごちそうという点が、なるほどなと心に沁みました。0人が参考になったと回答
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