東京格差 浮かぶ街・沈む街 (ちくま新書 1374)
中川 寛子
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商品説明
内容紹介(出版社より)
「閑静な住宅街」「職住分離」「住みよい街」という発想はもはや時代遅れ。二極化する東京で、生きのこる街の条件は何か? 豊富な事例も交えつつ具体策を探る。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
「どこに住んでいるか」によって感じられる住所格差。その前提にある「街選び」の条件ー自治体の貧富・利便性・地盤等ーは、単純に信じられてきた割に、街の未来を何も保証はしない。たとえば庶民の憧れであった「閑静な住宅街」は、住民が高齢化すれば、やがて消滅するだけだ。「住みやすい街」も税収が減る中、おんぶにだっこの住民ばかりではサービスの質を落とさざるを得なくなり、住む満足度は落ちていく。そうした中で、沈むことなく活性化していく街はどこか。住民自身がエリア・マネジメントに携わり、街の価値を創生する、新しい事例を多数紹介する。
目次(「BOOK」データベースより)
第1部 過去:まちの単機能化が進んだ二〇〇〇年以前(江戸の住民は超過密な低湿地に居住/大地主と貧民ー土地所有が偏在した明治期/田園都市が作った「住宅街観」 ほか)/第2部 現在:まち選びの「発見」(地価下落で住みたいまちを選べるように/自治体のサービス格差への意識/「土地そのもの」への意識 ほか)/第3部 未来:再生と消滅の時代(「閑静な住宅街」という時代遅れ/「職住分離」という無駄/「住みやすいまち」という勘違い ほか)
著者情報(「BOOK」データベースより)
中川寛子(ナカガワヒロコ)
1960年生まれ。住まいと街の解説者。オールアバウト「住みやすい街選び」ガイド。不動産一筋に30余年、買う、借りる、貸す、売る、投資するなど、それぞれの立場を踏まえた上での不動産市場の変化の解説で人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(5件)
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