蓮花の君

評価 5.00

投稿日：2019年03月05日

今回はガラの悪い傭兵…要は、チンピラですね。どこの世界にも存在するものです。そいつらのせいで村が危機に陥ります。
ヒロインの智恵は性別を偽って学者「ソーマ」として立ち向かうわけですが…男だと思われているため、容赦のない暴力を受けます。気の毒に。
小説に比べると、かなり駆け足の展開。コミック２冊目で、小説２巻の200ページを越えるところまでくるとは。
その分、当然ながら変更点もあります。セスとの出会いやハイルとの再会などは、コミック版のほうがドラマティックですね(^.^)
2巻目のラストは、「精霊の賢妃」が自分であるかもしれないことに気づく─までです。
優しくて勇気もあって前向きで素敵なヒロイン…なのに、女性であることに誰も気づかない───いや、まだ口にしていませんが、一人だけ。
文章で読むのと、絵で見るのとはやはり違います。新鮮な気持ちで楽しめますものね。
次巻も楽しみにしています(*^o^*)

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