購入者さん

評価 4.00

投稿日：2019年05月24日

前作に引き続き、美しい日本語で語られる第2作目は流れる水の様に生命力をおび、生き生きとテンポよく進んで行きました。
他人を愛するにはまずは自分が自分を愛していなくてはいけないと知っていましたが、他者を愛することで自分自身を愛することが出来た人の話を読んで、心が熱くなりました。その時、自分を愛しいと感じました。
「求めよ、さらば与えられん」を、「信頼せよ、さらば与えられん」と解釈すること。人々が恐れを持つのは、信頼と愛が不在だから。期待せずに信じて待つ。信頼して委ねる・・・
高い次元、神様、天使、それともご先祖様？ 自分は苦しい時に、目に見えない多くの力に助けられて来たのだと感じると、ひとりぼっちではなかったと感謝しました。
魂の美しさを輝かせなさい。 − なんという勇気を頂ける言葉でしょうか。私の中で、人生の感じ方、見方が新しくなりました。
私たちが日常で忘れてしまいがちな、大切なことに気付かせてくれる本です。そして、少年フォールのワクワクドキドキな冒険を読み進めながら、きっと皆様は著者と訳者の信頼関係をも感じることでしょう。
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ただ、一般の人には「？」と理解が難しいカタカナの英語表記が所々見られたのが気になりました。これらを日本語でうまく表現できたら、子供はもちろん大人にもより良く伝わり、さらに素敵な本になると思います。他者への配慮の面から、星を一つ減らさせて頂きました。

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