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  • 隠された奴隷制(集英社新書)[植村邦彦]
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隠された奴隷制(集英社新書)[植村邦彦]
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隠された奴隷制 (集英社新書)

968(税込)送料無料

商品情報

  • 発売日:   2019年07月17日頃
  • 著者/編集:   植村 邦彦(著)
  • レーベル:   集英社新書
  • 出版社:   集英社
  • 発行形態:   新書
  • ページ数:   272p
  • ISBN:   9784087210835

商品説明

内容紹介(出版社より)

◇「自由」に働く私たちは、なぜ「奴隷」にすぎないのか?

マルクスの『資本論』には「隠された奴隷制」というキーワードが登場する。
一般に奴隷制と言えば、新大陸発見後にアフリカから連れて来られた黒人奴隷が想起され、すでに制度としては消滅している。
しかし著者によれば、「自由」に契約を交わす、現代の私たち労働者も同じく「奴隷」であるという。
その奴隷制はいかに「隠された」のか。格差社会はじめ諸矛盾が解決されることなく続く資本主義にオルタナティブはあるのか。
マルクス研究の大家である著者がロックから現在に至る「奴隷の思想史」350年間を辿り、資本主義の正体を明らかにする。

【目次】
第一章 奴隷制と自由──啓蒙思想
1.ロックと植民地経営
2.モンテスキューと黒人奴隷制
3.ルソーのモンテスキュー批判
4.ヴォルテールの奴隷制批判

第二章 奴隷労働の経済学──アダム・スミス
1.奴隷貿易の自由化
2.スミスとヴォルテール
3.奴隷労働の費用対効果
4.「労働貧民」としての「自由な」労働者

第三章 奴隷制と正義──ヘーゲル
1.ヘーゲルとハイチ
2.自己解放の絶対的権利
3.奴隷解放への期待と幻滅
4.労働者階級の貧困と「不正」

第四章 隠された奴隷制──マルクス
1.直接的奴隷制と間接的奴隷制
2.ブレイとマルクス
3.マルクスとアメリカ南北戦争
4.強制労働と「自由な自己決定」
5.「いわゆる本源的蓄積」論の意味

第五章 新しいヴェール──新自由主義
1.新自由主義的反革命
2.「自立」と「自己責任」
3.「人的資本」
4.「自己啓発」
5.「強制された自発性」

第六章 奴隷制から逃れるために
1.資本主義と奴隷制──ポメランツ
2.マルーンとゾミア──スコット
3.負債と奴隷制──グレーバー
4.資本主義の終焉を生きる

終章 私たちには自らを解放する絶対的な権利がある

◇植村 邦彦(うえむら・くにひこ)
1952年愛知県生まれ。一橋大学大学院博士課程修了(社会学博士)。関西大学経済学部教授。専門は社会思想史。
主な著作に『マルクスを読む』『「近代」を支える思想 市民社会・世界史・ナショナリズム』『マルクスのアクチュアリティ マルクスを再読する意味』
『市民社会とは何か』『ローザの子供たち、あるいは資本主義の不可能性 世界システムの思想史』など。

内容紹介(「BOOK」データベースより)

マルクスの『資本論』には「隠された奴隷制」というキーワードが登場する。一般に奴隷制と言えば、新大陸発見後にアフリカから連れて来られた黒人奴隷が想起され、すでに制度としては消滅している。しかし著者によれば、「自由」に契約を交わす、現代の私たち労働者も同じく「奴隷」であるという。その奴隷制はいかに「隠された」のか。格差社会はじめ諸矛盾が解決されることなく続く資本主義にオルタナティブはあるのか。マルクス研究の大家である著者がロックから現在に至る「奴隷の思想史」三五〇年間を辿り、資本主義の正体を明らかにする。

目次(「BOOK」データベースより)

はじめに 「奴隷制」と資本主義/第1章 奴隷制と自由ー啓蒙思想/第2章 奴隷労働の経済学ーアダム・スミス/第3章 奴隷制と正義ーヘーゲル/第4章 隠された奴隷制ーマルクス/第5章 新しいヴェールー新自由主義/第6章 奴隷制から逃れるために/終章 私たちには自らを解放する絶対的な権利がある

著者情報(「BOOK」データベースより)

植村邦彦(ウエムラクニヒコ)
1952年愛知県生まれ。一橋大学大学院博士課程修了(社会学博士)。関西大学経済学部教授。専門は社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

商品レビュー(16件)

総合評価
 4.00

ブックスのレビュー(1件)

  • (無題)
    ぎんサン
    評価 5.00 5.00
    投稿日:2021年09月10日

    学生時代が蘇りました。
    この頃、口当たりの良い文章に逃げていた自分を猛省しました。
    奴隷制=賃労働。この公式をいかにファジーにして体制を維持するかが為政者に
    求められている能力であることを思い出しました。
    全てが自己責任で片付けられてしまう時代に本質を暴きだした一冊です。

    0人が参考になったと回答

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