内容紹介（出版社より）

多様性の理解を目的に、LGBTをテーマとした児童小説。障害者に関するバリアフリー教育は進められているが、LGBTについて子どもが知識を得られる場は少ない。性や恋愛を理解できる年齢になったら、その多様性と正しい情報を知らせることが、マイノリティを理解する心を育むことにつながる。

内容紹介（「BOOK」データベースより）

夏休み初日。六色町の上空を、ふしぎな光が横切っていった。赤、橙、黄、緑、青、紫。にじ姫さまが天から降りてきた？小学５年の茜は、六色山へと急ぐ。夏祭りで出会ったあの子と、もう一度会うために（「夏祭り」）。あの光はＵＦＯだ！そういって行方不明になった親友をさがす中学３年の徹と光喜は、六色神社でふしぎな体験をする（「神かくし」）。自分や友だちの性のなやみとむきあう子どもたちをえがいた、心あたたまる全５編。

目次（「BOOK」データベースより）

夏祭り／神かくし／レインボープリンセス／夢飛行／むじな踏切の怪

著者情報（「BOOK」データベースより）

上山和音（ウエヤマカズネ）
１９７８年、大阪府生まれ。京都大学教育学部卒。メディカ出版、読売新聞社勤務を経て、２０１２年、第１回「別冊文藝春秋」新人発掘プロジェクトに入選し、作家デビュー。学習塾を経営するかたわら、作品を発表。二児の母（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）