【内容情報】（出版社より）
心理学は行動におけるネガティブな側面の癒やしや回復にのみ携わるだけなく、ポジティブなウェルビーイング文化の創造、希望、個人の成長や繁栄も視野に入れる必要がある。
また近年は職場においてもウェルビーイングの向上は重要な点となっている。本書ではポジティブ心理学のコーチングへの拡張という試みを紹介し「ストレスマネジメント」アプローチから離れてコーチングモデルを通じてよりレジリエントで繁栄的な組織を目指す。

【目次】（「BOOK」データベースより）
ポジティブ心理学コーチング／成功と幸福の達成／成長における静寂／神経科学とコーチング／ポジティブ心理学コーチングにおけるキャラクターストレングスアプローチ／ポジティブ心理学におけるアクセプタンス＆コミットメント・トレーニングの実践／ＰＥＲＭＡ活性化コーチング／健康とウェルビーイングのためのポジティブ心理学コーチング／レジリエンスとウェルビーイングを高めるコーチング／ポジティブ・リーダーシップのためのポジティブ心理学コーチング／人生の発達的転換期におけるコーチング／ポジティブ心理学コーチングの将来

【著者情報】（「BOOK」データベースより）
グリーン，スージー（Green,Suzy）
クリニカルサイコロジスト兼コーチングサイコロジスト。人生・学校・職場にポジティブ心理学の研究と応用を届ける、ポジティブな組織Ｐｏｓｉｔｉｖｉｔｙ　Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅの創設者であり、相補的な領域であるコーチング心理学とポジティブ心理学の先駆者である。応用ポジティブ心理学としてのエビデンスに基づくコーチングを世界で初めて研究し、２００６年にＪｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ｐｏｓｉｔｉｖｅ　Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｙ誌に論文を掲載。世界で初めてコーチング心理学大学院課程を設立したシドニー大学において、上級特任講師として、応用ポジティブ心理学の講義を１０年にわたり担当。国際コーチング心理学会名誉副会長。Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ　ｆｏｒ　Ｐｏｓｉｔｉｖｅ　＆　Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｙ　Ｅｄｕｃａｔｉｏｎ（ＩＰＰＥ）、オーストラリア・カトリック大学、メルボルン教育大学院、メルボルン大学、Ｂｌａｃｋ　Ｄｏｇ　Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅに名誉職位を有する。ケンブリッジ大学ウェルビーイング研究所の客員研究員でもある

パーマー，ステファン（Palmer,Stephen）
受賞歴のあるカウンセリングサイコロジスト、コーチングサイコロジスト。Ｃｅｎｔｒｅ　ｆｏｒ　Ｃｏａｃｈｉｎｇ（ＵＫ、ロンドン）の創設者兼所長。ウェールズ職場学習研究所、ウェールズ・トリニティ・聖ダビデ大学の臨床教授。２００５年に当時教授を務めていたロンドン・シティ大学にコーチング心理学専攻課程を創設。２０１６年にデンマークのアールボルグ大学コーチング心理学専攻課程の兼任教授に就任。ブラジルのリオデジャネイロ連邦大学コーチング心理学専攻課程の名誉コンサルタント兼ディレクター。国際コーチング心理学会および国際ストレスマネジメント学会の名誉会長兼顧問。英国心理学会コーチング心理学特別グループの初代議長。『コーチング心理学ハンドブック』など、５０冊以上の書籍を編集・執筆。Ｅｕｒｏｐｅａｎ　Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　Ａｐｐｌｉｅｄ　Ｐｏｓｉｔｉｖｅ　Ｐｓｙｃｈｏｌｏｇｙ誌を含め、数多くの学術誌の編集者を務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）