英仏百年戦争 (集英社新書)
佐藤 賢一
- | レビューを書く
924円(税込)送料無料
この商品が関連するクーポン・キャンペーンがあります(10件)
※エントリー必要の有無や実施期間等の各種詳細条件は、必ず各説明頁でご確認ください。
- 対象者限定!本全品対象!ポイント5倍 書籍おかえりキャンペーン
- 【ポイント10倍】図書カードNEXT利用でお得に読書を楽しもう♪
- 本・雑誌全品対象!条件達成でポイント最大12倍(2024/12/1-12/31)
- 楽天スーパーSALE!エントリー&5000円以上購入でポイント2倍
- 【楽天ラクマ】条件達成で楽天ブックスのお買い物がポイント最大11倍
- 【楽天モバイルご契約者様】条件達成で100万ポイント山分け!
- 【書籍スタンプカード】スタンプ獲得で最大1,000ポイント当たる!
- 条件達成で楽天限定・宝塚歌劇星組貸切公演ペアチケットが当たる
- エントリー&お気に入り新着通知登録で300円OFFクーポン当たる!
- 【楽天Kobo】初めての方!条件達成で楽天ブックス購入分がポイント20倍
商品説明
内容紹介(出版社より)
直木賞作家にして西洋歴史小説の第一人者が、錯綜する世界史上最大級の事件をやさしく解きほぐし、より深いヨーロッパ理解へと誘う。これまであまり例のなかった、英仏百年戦争の本格的概説書。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
それは、英仏間の戦争でも、百年の戦争でもなかった。イングランド王、フランス王と、頭に載せる王冠の色や形は違えども、戦う二大勢力ともに「フランス人」だった。また、この時期の戦争は、むしろそれ以前の抗争の延長線上に位置づけられる。それがなぜ、後世「英仏百年戦争」と命名され、黒太子エドワードやジャンヌ・ダルクといった国民的英雄が創出されるにいたったのか。直木賞作家にして西洋歴史小説の第一人者の筆は、一三三七年から一四五三年にかけての錯綜する出来事をやさしく解きほぐし、より深いヨーロッパ理解へと読者をいざなってくれる。
目次(「BOOK」データベースより)
シェークスピア症候群/前史(それはノルマン朝の成立か/それはプランタジネット朝の成立か/第一次百年戦争)/本史(エドワード三世/プランタジネットの逆襲/王家存亡の危機 ほか)/後史(フランス王の天下統一/薔薇戦争)/かくて英仏百年戦争になる
著者情報(「BOOK」データベースより)
佐藤賢一(サトウケンイチ)
1968年山形県鶴岡市生まれ。93年『ジャガーになった男』で第六回小説すばる新人賞を受賞。以後、西洋史に材をとった小説を次々に発表。98年東北大学大学院文学研究科(西洋史)を満期単位取得し、作家活動に専念。99年『王妃の離婚』で第一二一回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(82件)
- 総合評価
- 4.12
-
英仏の転換点となった戦争を分かりやすく
- SHARKさめ
- 投稿日:2010年07月26日
近現代での見方では英仏の戦争は国の威信を賭けたものだろうと思わされますが百年戦争当時の英仏王は実は両方ともフランス人で血縁により領土を取りあっただけ、しかし戦争を通じてナショナリズムが成長して英仏は独自の歴史を切り開いていくという流れを実に上手く書かれています。この時代の登場人物は興味深い人ばかりなので百年戦争に今まで興味が無かったような方でもきっと楽しめる本だと思います。
2人が参考になったと回答
-
西洋史の一大事を読み直す。
- 購入者さん
- 投稿日:2007年10月09日
ともすれば、テストのために暗記する太字表記と短い説明文の参照だけで通過してしまう西洋史の一大事。英仏百年戦争である。
これだけ長期にわたった戦争は、両国がめぐる利権がその過程で様々に変わり、実にややこしい。騎士道の華・エドワード黒太子や、救国の聖女ジャンヌ・ダルクの活躍も、百年にまたがる戦争の中のわずかのエピソードを飾るキャラクターのほんの一部にすぎない。
もとより、英仏百年戦争など存在し得たのだろうか?この問いかけから著者お得意の節回しで、壮大に過ぎてその実あまり知られていない、この歴史的な大戦の趨勢が語られる。無論、混沌たる中世ヨーロッパにおいて、グレート・ブリテンもフランスも、国家という基盤を持っていなかったし、それに拠るメンタリティも持ち合わせていなかった。国家なき戦争は、確かに「英仏戦争」とは呼びがたい(それこそ厳密には、仏仏戦争ありき、である)。
結局、英仏戦争という呼び名も、どちらに軍配が上がったかも、そして誰が英雄なのかも、決めたのは後世の人間であり、後世のナショナリズムなのである。
大英帝国とフランス。ヨーロッパの二大大国を生み出したきっかけこそが、英仏百年戦争であった。戦争が収束していく中で、両国は中央集権国家への途を加速して辿っていく。百年戦争とは、英仏で戦われたのではなく、戦った二つの勢力が英仏へと各々自立していく戦争だったのである。
著者の文体は癖が強く、サラっと読みたい向きには少しく馴染みにくいかもしれないが、シェイクスピア症候群を引いて一気に読ませるスピード感は秀逸である。2人が参考になったと回答
-
視点
- グレイオン
- 投稿日:2010年09月18日
今日と異なる、当時の「状況」をわかりやすく説明する語り口が気に入っています。
1人が参考になったと回答
楽天ブックスランキング情報
-
週間ランキング
ランキング情報がありません。
-
日別ランキング
ランキング情報がありません。