〈無調〉の誕生 ドミナントなき時代の音楽のゆくえ
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商品説明
内容紹介
調性が崩壊せず、<無調>も実在しないとしたら・・・ 20世紀以降の音楽にほんとうは何が起こったのか?音の縦の関係性を軸に、音楽史の再検討を迫る画期的論考1:■プロローグ ドミナントなき時代
2:■第1章: 「無調」とは何だったのか
3:■第2章: シェーンベルクを読み直す
4:■第3章: 無調と調性の間
5:■第4章: 無調と調性の修辞学
6:■第5章: クルシェネクの「転向」(無調の政治学1)
7:■第6章: もうひとつのダルムシュタット(無調の政治学2)
8:■インテルメッツォ ニコラス・ナボコフと「無調」
9:■第7章: 隠れた水脈 八音音階という魔術
10:■第8章: 調性の回路
11:■第9章: 音律と倍音がつくる世界
12:■第10章: 時間の軌道
13:■エピローグ 中心のない現代
内容紹介(出版社より)
「現代音楽」とセットで語られることの多い「無調」は実在したのか? 「無調」という言葉に作曲家や音楽評論家は何を託そうとしたのか? 古典的な調性システムから離れた音楽は、時間軸をどこに求めたのか? 「調性の崩壊」という言葉でくくられがちな20世紀以降の音楽に本当は何が起こったのか? 音の縦の関係性、すなわちピッチと和声、音階や旋法に関連する問題を中心に、音楽史の再考を迫る画期的な論考。書き下ろし。「調性がなく、ひたすら難解で、聴くと頭が痛くなる音楽が現代音楽だ」と思い込んでいる人にこそお勧めです!
プロローグーードミナントなき時代
第一章 「無調」とは何だったのか
無調という語/無調とは?
第二章 シェーンベルクを読み直す
『シェーンベルクの誤り』/シェーンベルクの信念/単一調性(モノトナリティ)/調性とジェンダー/ゲーテの原植物
第三章 無調と調性の間
浮かび上がる調性/一二音音楽における調性
第四章 無調と調性の修辞学
非芸術〜狂気/調性の死/不気味/自由・解放/無調と革命/誠実さと倫理
第五章 クルシェネクの「転向」(無調の政治学1)
政治的芸術/《カール五世》への道/アドルノとの往復書簡/《カール五世》と一二音技法/独自の一二音技法/一二音技法と調性/ローテーションと旋法/避難所としての一二音技法
第六章 もうひとつのダルムシュタット(無調の政治学2)
前衛音楽批判/結節点としてのゼロ時/ヘルマン・ハイスと一二音技法/ヘルベルト・アイメルトと無調音楽/ゴリシェフ、フーイファールツとセリアリズム/創られたウェーベルン像
インテルメッツォーーニコラス・ナボコフと「無調」
第七章 隠れた水脈ーー八音音階という魔術
半音階と全音階の狭間/全音音階/オクタトニック(八音音階)/媒介する音階/オクタトニックと半音階/移高の限られた旋法/オクタトニックと日本の現代音楽/オクタトニックとスペクトル、ポスト・スペクトル楽派/オクタトニックと実験音楽、ジャズ
第八章 調性の回路
調性批判ーーシベリウス問題/人々のための現代音楽ーーハンス・アイスラー/軽いクラシック(あるいはダダとしての調性)--クルト・シュヴェルツィク/「ポスト」の美学(あるいは追伸としての音楽)--ヴァレティン・シルヴェストロフ
第九章 音律と倍音がつくる世界
一二平均律からの逸脱ーー三分音と四分音/純正律にもとづく調性ーー田中正平、ハリー・パーチ/倍音への眼差しーーシュトックハウゼンとリゲティ/スペクトル音楽と「無調」/倍音の広がりーーテニー、ラドゥレスクほか
第十章 時間の軌道
時間軸をつくるもの/物語の痕跡ーーシェーンベルク、ペンデレツキ/エピソード的な時間ーーサティ、ストラヴィンスキー、フェルドマン/時間の幾何学ーーセリアリズムとスペクトル音楽/循環する時間ーーパッサカリアと平方根リズム構造
エピローグーー中心のない現代
あとがき
参考文献
注
内容紹介(「BOOK」データベースより)
調性が崩壊せず、“無調”も実在しないとしたら…20世紀以降の音楽にほんとうは何が起こったのか?音の縦の関係性を軸に、音楽史の再検討を迫る画期的論考。
目次(「BOOK」データベースより)
プロローグードミナントなき時代/第1章 「無調」とは何だったのか/第2章 シェーンベルクを読み直す/第3章 無調と調性の間/第4章 無調と調性の修辞学/第5章 クルシェネクの「転向」(無調の政治学1)/第6章 もうひとつのダルムシュタット(無調の政治学2)/インテルメッツォーニコラス・ナボコフと「無調」/第7章 隠れた水脈ー八音音階という魔術/第8章 調性の回路/第9章 音律と倍音がつくる世界/第10章 時間の軌道/エピローグー中心のない現代
著者情報(「BOOK」データベースより)
柿沼敏江(カキヌマトシエ)
静岡県出身。カリフォルニア大学サンディエゴ校博士課程修了。ハリー・パーチの研究で博士号取得。主要訳書:アレックス・ロス『20世紀を語る音楽』(みすず書房、2010年、ミュージック・ペンクラブ音楽賞)ほか。2019年3月まで京都市立芸術大学音楽学部教授。現在、京都市立芸術大学名誉教授。江戸時代に広まり、現代に伝承されている「一絃琴」の名取でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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