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平安時代の笑いと日本文化 『土佐日記』『竹取物語』『源氏物語』を中心に

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商品情報

  • 発売日:   2019年12月18日頃
  • 著者/編集:   金小英(著)
  • 出版社:   早稲田大学出版部
  • 発行形態:   全集・双書
  • ページ数:   322p
  • ISBN:   9784657198044

商品説明

内容紹介(出版社より)

「笑い」とは、批判・共感・排除・活力・包容と様々な機能をもつ、奥深いもの。人間を描く文学の「笑い」を読み解くと、その時代の価値や社会が見えてくる。本書では、和文体が形成し始める平安前期の『土佐日記』を、「笑い」という新たな観点で見つめ、『竹取物語』からは「笑い」を通して、「集団主義」と「恥」の現象について考察する。そして、『源氏物語』を、作品そのものとしての「笑い」をテーマにして論じ、これまで充分に論じられてこなかった側面に光をあてる。古典文学や和語を起点に、当時の日本文化と、現代に通じる人々の意識を抽出する異色の文学論。

目次(「BOOK」データベースより)

第1篇 平安前期の和文における笑いの諸相(「笑い」論の展開と文学における笑いの領域ー特に平安前期の和文に照らして/『土佐日記』の方法としての笑いー非日常空間における仮名日記の試み)/第2篇 平安中期までの「人笑へ」言説(日本文化論との接点から見る古典における「恥」の言説ー『竹取物語』とその前後/中流階級の女性における「人笑へ」、そして恋ー平安貴族に仕えた女房格の作者を中心に/平安貴族の道徳感情、「人笑へ」言説ー平安中期までの系譜学的考察)/第3篇 『源氏物語』の諧謔性と笑い(頭中将と光源氏ー「雨夜の品定め」の寓意性/『源氏物語』における「女」と「仏」-若紫巻における喩としての「仏」を中心に/玉鬘十帖の笑いー端役から主要人物への拡がり/男女関係に用いられる「たはぶれ」の一考察ー平安前期の作品における解釈の問題をめぐって/『源氏物語』時代の「たはぶれ(る)」攷ー物語における色恋の生成)

著者情報(「BOOK」データベースより)

金小英(キムソヨン)
韓国釜山大学校日語日文学科卒業。2013年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。博士(文学)。2012年、同博士後期課程に在学中、アメリカのコロンビア大学と早稲田大学とのDDP(Double Degree Program)により修士学位を取得。以後、釜山大学校日本研究所専任研究員、全南大学校人文大学学術研究教授を経て、現在、釜山大学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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