![みずをくむプリンセス[スーザン・ヴァーデ]](https://tshop.r10s.jp/book/cabinet/1483/9784378041483.jpg)
商品情報
- 発売日: 2020年06月05日頃
- 著者/編集: スーザン・ヴァーデ, ピーター・H・レイノルズ
- 出版社: さ・え・ら書房
- 発行形態: 絵本
- ページ数: 40p
- ISBN: 9784378041483
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内容紹介(情報提供:絵本ナビ)
![]() アフリカの空のもと、私は歌い、踊り、風とかくれんぼする。私は、プリンセスのジージー。なんだって出来るはずの私だけど……水を呼びよせることだけは、できない。「プリンセス・ジージー、起きる時間よ。 水をくみに行きましょう」まだ暗い朝の時間に、お母さんが私を起こす。水が飲みたい、目をつぶったまま願ってみても、水はここには来ていない。私はくやしくて、地面をけっとばす。そして、空っぽのつぼを頭に乗せ、お母さんと一緒に水をくみに歩くのです……。アフリカの、ある水くみ少女の一日を描いたこの絵本。スーパーモデルのジョージー・バディエルさんの実際の体験が元になっています。彼女が子どもの頃、夏をおばあちゃんの家で過ごす中、村の女の人や女の子と一緒に、毎朝何キロも先にある川へ水くみに出かけていたのです。そして、モデルとして世界中で活躍する今、アフリカで井戸を作る運動をしています。絵本の中の少女は、水くみから帰ってきて、飲み水をわかし、洗濯をし、ごはんの用意をし、畑仕事から帰ってくるお父さんを迎え、よくやくその瞬間を迎えます。「さあ、水を飲んでいいわよ」読み終われば、私たちには多くの疑問が生まれます。どうして、水がこんなに遠いのか。どうして水は、こんなににごっているのか。ピーター・H・レイノルズが描く、素敵に舞うプリンセス・ジージーの姿を眺めながら、その一つ一つの疑問に対峙し、強く願わずにはいられません。いつの日かきっと……。 (絵本ナビ編集長 磯崎園子) ![]() 生活のための水を、はるばると汲みに行かなければならない生活を想像したことがありませんでした。 しかもそれは砂漠の炎天下の中だったりしたら、とても堪えきれません。 でも、それが事実だと知って驚くばかりです。 これは、水を汲みに往復するルーシーをただ追い続けているだけの絵本です。 それだけにインパクトが強い作品です。 水のある生活のありがたみを痛感しました。(ヒラP21さん 60代・千葉県 ) ![]() |
内容紹介(出版社より)
わたしはプリンセス・ジージー。わたしの王国、それはアフリカの空と土ぼこりのたつ大地。でも、そこに水はない。だからわたしは、朝はやくおきて、ずっとずっととおくまで水をくみにいく。いつの日か、わたしの王国に、つめたくてきれいな水があるといいな。いつの日か、きっと。
アフリカの、ある水くみ少女の一日を描いた絵本です。もとになる話をしてくれたのは、スーパーモデルのジョージー・バディエルさんです。ジョージーは、有名なファッションショーや、雑誌のモデルとして、世界中で活躍しています。
ジョージーは、西アフリカのブルキナファソで生まれました。子どものころ、水くみをした経験があり、水がどんなに大切か、よくわかっています。ジョージーは、いまアフリカで井戸をつくる運動をしています。ひとりでも多くの人が、きれいな水を手に入れられるように、プリンセス・ジージーの夢みた王国が、ほんとうになりますようにと。
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商品レビュー(27件)
- 総合評価
4.09
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当たり前の生活を見直すために
- 購入者さん
- 投稿日:2021年10月06日
小生は、5年前にアフリカの内陸国のマラウイに赴いたとき、電気も水道もない地域に行って住民の生活環境を見せてもらったことがあります。彼らは、蛇口や水道という物を見たことがなく、水は川で汲んでくるものだということでした。我が国の援助で集落に井戸が掘られると、彼らはとても感謝していました。しかし、毎朝井戸に並んで、水を溜めた桶を頭に乗せて家まで運んでいました。その役割は、女性、とりわけ若い人の仕事だと言っていました。我が国だと小学生くらいの女の子が覚える仕事だと言うのです。その光景を見て、何か悲しくなるとともに、考えさせられる思いがしました。
このような経験があったため、水の確保の大変さ、有り難さ、そして、ジェンダーの面について、娘にも関心を持ってもらいたいと思って、本書を購入しました。娘はまだ小学校1年生ですが、将来どのような人間になるかわかりませんが、親として、世界に目を向けてほしいと思います。小生も、当たり前だと思ってきた生活に感謝するとともに、見直す機会にしたいと思います。0人が参考になったと回答
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(無題)
- 購入者さん
- 投稿日:2021年08月22日
『蛇口をひねるだけで、水が出てくる』という有難みがあまり実感できない子どもたちのために。
自分たちの生活環境とはまるで違う世界があるということを少しでも気づいてもらえればと思って購入しました。
お話を見ながら色々な質問をされたり、話をしたり。
親子で良い時間を過ごせました。
ベースとなるストーリー自体は、この地球上に実在する毎日の厳しい生活の説明なのですが、そんな中にも人々のたくましさや明るさ、小さな幸せを感じ取ることのできる素敵な日常の一コマが描かれていて、好きな本の1つになりました。
推薦図書なのも納得です。0人が参考になったと回答
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(無題)
- しまうまトントン
- 投稿日:2021年08月03日
夏休みの読書感想文用に購入しました。無事に感想文を書くことができました。
0人が参考になったと回答