【内容情報】（出版社より）
なぜいま、岡本喜八なのか。
痛烈な戦争体験を抱え、フマジメな余計者として「カッコイイ戦争」に抗い続けた岡本喜八。
喜八は誰ととともに何と戦ったのか。
その遺伝子はどこに受け継がれているのか。
不穏さを増す近頃、「人と人の争い」を描き続けた岡本喜八の表現が再び光を放つ。
はじめに
第1章 映画監督・岡本喜八の誕生ーー「カッコイイ戦争」のインパクトとその背景 山本昭宏
第2章 「フマジメ」な抗いーー喜劇へのこだわりと「正しさ」への違和感 福間良明
第3章 「余計者」にとっての「明治」と「民衆」--時代劇から問う近代日本 佐藤彰宣
第4章 誰とともに何と戦う？--「内戦」を描く岡本喜八 野上　元
第5章 キハチの遺伝子ーー喜八映画の影響関係と戦争体験 塚田修一
終　章 青い血とコロナウイルスーー軍事とメディアによるスペクタクル 山本昭宏
あとがき

【内容情報】（「BOOK」データベースより）
「戦争は悲劇だった。しかも喜劇でもあった。戦争映画もどっちかだ」痛烈な戦争体験を抱え、フマジメな余計者として「カッコイイ戦争」に抗い続けた岡本喜八。喜八は誰とともに何と戦ったのか。その遺伝子はどこに受け継がれているのか。不穏さを増す近頃、「人と人の争い」を描き続けた岡本喜八の表現が再び光を放つ。

【目次】（「BOOK」データベースより）
第１章　映画監督・岡本喜八の誕生ー「カッコイイ戦争」のインパクトとその背景／第２章　「フマジメ」な抗いー喜劇へのこだわりと「正しさ」への違和感／第３章　余計者にとっての「明治」と「民衆」-時代劇から問う近代日本／第４章　誰とともに何と戦う？-「内戦」を描く岡本喜八／第５章　キハチの遺伝子ー喜八映画の影響関係と戦争体験／終章　青い血とコロナウイルスー軍事とメディアによるスペクタクル

【著者情報】（「BOOK」データベースより）
山本昭宏（ヤマモトアキヒロ）
神戸市外国語大学准教授。１９８４年、奈良県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専門は日本近現代文化史（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）