くろいちご777

評価 5.00

投稿日：2020年12月21日

この本は、ただの片付け本ではありません。
石阪先生の本はすべて読んでいますが、片付け法を教えてくれるのみではなく、「暮らしの基盤を整えて、この先の人生を生き生きと過ごすため」の本と感じます。
この本は特に、片付けにとどまらず、細かい家事の流れから健康に暮らすためのコツ、感染症対策や災害時の備蓄法まで書かれており、生活する上で役立つことばかりでした。
私は実際にこの方法にのっとって片付けを進めており、もうすぐ終わりに近づいています。2歳と0歳の子供の世話でいっぱいいっぱいで、片付けどころか日常の家事もままならない状態でした。腱鞘炎がひどく、片付けも毎日少しずつしかやれませんでした。でも、いったん自分なりの吹っ切れポイントが見つかると、要不要の判断が早くなり、目に見えて家がキレイになっていくことでやる気も持続できました。
また、段々審美眼が養われてきて、最初はなんとも思わなかった場所が、「ここ気になるな、もっとこうすればキレイに見えるな」と気づけるようになりました。
2歳の子供が「きもちいいね！」と言いながらおもちゃを片付けてくれたり、夫も「最近自分の精神状態が良い。家がキレイなおかげだと感じる。ありがとう」と言ってくれてりしています。
夫は、「俺もこの本読んでレビュー書いてみんなに勧める」とも言っていました♪
収納場所をきちんと決めて枠をつくって物を厳選したことで、驚く程生活がスムーズになりました。暮らしに余裕が出て、やりたいけど放置していたことなどにちょっとずつ手をつけられています。
ぜひぜひ、小さいお子さんがいるワーママさんにこそ、読んで少しずつでもいいので実践していただきたいです。とってもおすすめです！

12人が参考になったと回答

あい12238863

評価 5.00

投稿日：2020年12月10日

この本の通りにやれば、一生散らかならないお家になると思います。そして、家が片付く事がゴールではないのだと、再認識できます。
家族とのあり方や、自分の心の保ち方。そこまで考えてらっしゃるアドバイザーさんだということが、本から伝わってきます。 (因みに私は減らす事に一生懸命になり、迷走していましたが、石阪さんのお考えに触れて軌道修正できました)

7人が参考になったと回答

ぼんばーひよこ

評価 4.00

投稿日：2021年08月08日

親の終活というものも考えていかねばならない歳になり、かねてより片付けメソッドで有名な著者の本を読みました。
既刊は『汚部屋を改善する』ことの比率90%という感じなのに比べ今回は『その一歩先に前進してからの改善』という感じがしました。
日々増えていく書類や取扱説明書など紙の仕分けや金融資産やデータの管理、災害に備えた備蓄について、など家から不要品を排除してからのことが丁寧に書かれています。
物をある程度、分別できている方ならこちらだけを、物がまだまだ溢れている方には既刊の3日片付けのマニュアルタイプの本からこちらへ移行されることをオススメします。
著者は不動産業を営まれておられることもあり、家という『資産』をより価値あるものに、という考え方もされているのでシビアな現実を知ることもできますよ。
実家の終活のつもりで購読しましたが、自分の書類管理もちゃんとしようと思いました（笑）
いわゆる『整頓』の部分がメインの本です。

6人が参考になったと回答