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【内容情報】(「BOOK」データベースより)
闇の手に奪われた愛娘を取り戻した道中奉行副役の水城聡四郎。将軍徳川吉宗から職を解かれ、新たな役惣目付を任じられる。聡四郎は、江戸城すべての者を敵に回すことになり、城内の魑魅魍魎が動きだした。一方、将軍吉宗の追いこみに失敗した元御広敷伊賀者組頭の藤川義右衛門は、江戸から逃亡。新たなる奸計を練る…。水城聡四郎“最後のシリーズ”、ついに開幕。
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
上田秀人(ウエダヒデト)
1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。’97年、桃園書房主催第20回小説CLUB新人賞佳作。2010年、『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞受賞。2014年版「この時代小説がすごい!」文庫書き下ろし部門作家ランキング第1位となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(5件)
- 総合評価
4.8
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聡四郎、新たな役は惣目付
- 伝助038/dn
- 投稿日:2021年02月23日
将軍・徳川吉宗から新たに惣目付に任じられた水城聡四郎。さまざまな難題を乗り越え、いかに成長するか、そして行き着くところは?。最終シリーズその第1巻。
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将軍徳川吉宗から道中奉行副役の職を解かれ、新たな役惣目付を任じられる。聡四郎は、江戸城すべての者を敵に回すことになり、城内の魑魅魍魎が動きだした。一方、将軍吉宗の追いこみに失敗した元御広敷伊賀者組頭の藤川義右衛門は、江戸から逃亡。新たなる奸計を練る。
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既得権益の侵害を恐れる老中や大目付らの反対を押し切る吉宗の説得術が展開され、なかなか面白い。具体的に何をしていいのかわからない聡四郎の苦悩・混乱。次巻以降でいよいよ幕府の大改革が始まりそうなので、楽しみです。
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■惣目付とは?
惣目付とは日本の江戸幕府の職名・大目付の旧称。1632年(寛永9)12月、柳生宗矩ら4人が惣目付に任じられたのがはじまり。当初は大名・旗本、老中以下諸役人の政務・行状を監察、言上することを主な任務としたが、中期以降は各藩に対する法令伝達や、江戸城中における大名の座席、作法などを専ら司った。
この小説の中での吉宗の考えは、「この国のすべてを監察する」役目とのこと。
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■本書の基本情報
・筆者:上田秀人(ウエダ ヒデト)
・略歴:1959年大阪府生まれ、大阪歯科大学卒。’97年、桃園書房主催第20回小説CLUB新人賞佳作。歴史知識に裏打ちされた骨太の作風で注目を集める。2010年『孤闘 立花宗茂』(中央公論新社)で第16回中山義秀文学賞受賞。’14年版「この時代小説がすごい!」文庫書き下ろし部門作家ランキング第1位となる
・発行:光文社
・発売:2021年1月
・ページ数:318p
■これまでに購読した上田秀人の著書
・「孤闘 立花宗茂」
・「峠道 鷹の見た風景」(上杉鷹山)
・「将軍家見聞役 元八郎」(全6巻)
・「勘定吟味役異聞」(全8巻)
・「妾屋昼兵衛 女帳面」(全8巻)、妾屋の四季
・「お髷番承り候」(全10巻)
・「奥右筆秘帳」(全12巻)、「奥右筆外伝」
・「御広敷用人 大奥記録」(全12巻)
・「町奉行内与力奮闘記」(全9巻)
・「百万石の留守居役」…第16巻まで
・「聡四郎巡検譚」(全6巻)
・「勘定侍 柳生真剣勝負」…第2巻まで
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◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%23人が参考になったと回答
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(無題)
- 雨色蛙
- 投稿日:2021年02月07日
水城聡四郎の新章に入り、面白く、わくわく感が、増しています。今後の展開を期待して読みました。
1人が参考になったと回答
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新刊の文庫本
- あやオヤ
- 投稿日:2021年01月22日
注文から到着まで早く、勿体ないくらい丁寧な包装でした、新刊の文庫本でこれから読むのが楽しみです。
1人が参考になったと回答