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【内容情報】(出版社より)
「海とヒトの関係学」シリーズ4作め。
海はヒト・モノ・情報を運ぶ道として人類の歴史を通じて大きな役割を果たしてきた。
船が海を介して恩恵を運んだ歴史はいうまでもないが、その裏で災禍をも拡散する媒体でもあったことを正面から議論することはほとんどなかった。その典型が疫病(epidemics)にほかならない。
本書は海を越えて運搬される疫病や多種多様なエイジェント(外来種や病原菌)をめぐる人類の歴史とドラマを、歴史、国際法、疫学、人類生態学、国際政治学、海洋生態学を含む分野横断型の切り口から検証した、未来に向けたメッセージである。
<はじめに>
疫病の海洋人類史 秋道智彌
<第1章 疫病の人類史>
1.感染症の人類史 門司和彦
2.ラパヌイ(イースター島)の歴史を引き裂いた感染症ウイルス 片山一道
コラム)エルナン・コルテス上陸後の大惨事 江藤由香里
3.カナダ先住民の疫病との闘い 北西海岸地域のハイダと極北地域のイヌイット 岸上伸啓
コラム)日本への梅毒伝播と大航海時代 黒島敏
<第2章 疫病と海運>
4.クルーズ船と感染症 田中三郎
コラム)ダイヤモンドプリンセス号が問うもの 坂元茂樹
コラム)瀬戸内海巡回診療船「済生丸」 岩本一壽
<第3章 水産物・海洋生態系をとりまく疫病と汚染>
5.いま持続可能な水産業の実現に向けて 小林正典
6.養殖の死角 水環境に蓄積される薬剤耐性遺伝子 鈴木聡
コラム)環境ホルモンによる海洋汚染とクジラ・アザラシ・ホッキョクグマへの影響 岩田久人
<第4章 疫病を封じ込める>
7.十九世紀前期の日本北方における感染症対策 天然痘とアイヌの関わりから 永野正宏
8.江戸時代における疫病の水際対策 橋村修
コラム)海の近代中国と感染症 村上衛
9.水際作戦の歴史 明治日本の海港検疫 市川智生
コラム)コロナ時代に再考されるべき病院船 砂田向壱
<第5章 疫病からの再生>
10.孤島の風土病 飯島渉
11.パンデミックがもたらす新たな国際安全保障 秋元一峰
12.ヒトをつなぐための海 秋道智彌
<おわりに>
「ブルー・リカバリー」に向けて 角南篤
用語集
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
席巻する新型コロナウイルス、危機にさらされる海運、見直される海洋安全保障…現場に精通した研究者・行政関係者たちが、いま何がおこっているのか、これからどうすればいいのか、その本質に迫ってゆく。
【目次】(「BOOK」データベースより)
はじめに 疫病の海洋人類史/第1章 疫病の人類史(感染症の人類史/ラパヌイ(イースター島)の歴史を引き裂いたウイルス感染症 ほか)/第2章 疫病と海運(クルーズ船と感染症)/第3章 水産物・海洋生態系をとりまく疫病と汚染(いま持続可能な水産業の実現に向けて/養殖の死角ー水環境に蓄積される薬剤耐性遺伝子)/第4章 疫病を封じ込める(一九世紀前期の日本北方における感染症対策ー天然痘とアイヌの関わりから/江戸時代における疫病の水際対策 ほか)/第5章 疫病からの再生(孤島の風土病/パンデミックがもたらす新たな国際安全保障 ほか)/おわりに 「ブルー・リカバリー」に向けて
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
秋道智彌(アキミチトモヤ)
1946年生まれ。山梨県立富士山世界遺産センター所長。総合地球環境学研究所名誉教授、国立民族学博物館名誉教授。生態人類学。理学博士。京都大学理学部動物学科、東京大学大学院理学系研究科人類学博士課程単位修得。国立民族学博物館民族文化研究部長、総合地球環境学研究所研究部教授、同研究推進戦略センター長・副所長を経て現職
角南篤(スナミアツシ)
1965年生まれ。1988年、ジョージタウン大学School of Foreign Service卒業、1989年株式会社野村総合研究所政策研究部研究員、2001年コロンビア大学政治学博士号(Ph.D.)。2001年から2003年まで独立行政法人経済産業研究所フェロー。2014年政策研究大学院大学教授、学長補佐、2016年から2019年まで副学長、2017年6月より(公財)笹川平和財団常務理事、海洋政策研究所所長。2020年6月より同財団理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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