内容紹介（出版社より）

羽生善治氏（FIDE MASTER　十九世名人）　推薦！
「マスターの強さは中盤に駒をどう繰り替えて適切に配置するかにかかっています。本書にはそれが集約されています」　

チェス中上級者向けの世界的名著、『チェス戦略大全I 駒の活用法』『チェス戦略大全2ポーンの指し方とセンター』に続く第3弾（完結）。今話題のコンピュータと人間の対戦についても言及しているのが興味深い。
日本においてチェスの本は少なく、その多くは入門書である。評言社では本書の『チェス戦略大全シリーズ　1　2　3』のほか、『ボビー・フィッシャー 魂の60局』『渡辺暁のチェス講義』など、中上級者向けのチェス本を発行し、チェス愛好者の読者を獲得している
第1 章　サイドの優勢
第2 章　マイノリティ・アタック
第3 章　戦略ポイント（争点）
第4 章　動的要素
第5 章　戦いの遂行方法
第6 章　個人の棋風と心理的アプローチ
第7章　チェスとコンピュータ

目次（「BOOK」データベースより）

第１章　サイドの優勢／第２章　マイノリティ・アタック／第３章　戦略ポイント（争点）／第４章　動的要素／第５章　戦いの遂行方法／第６章　棋風（特性）と心理的アプローチ／第７章　チェスとコンピュータ

著者情報（「BOOK」データベースより）

パッハマン，ルディック（Pachman,Ludek）
１９２４〜２００３。チェコスロバキア・西ドイツのグランドマスター。７度のチェコスロバキア・チャンピオンと１度の西ドイツ・チャンピオンに輝く。両国の代表選手としてオリンピックに出場。チェス著作家として８０作品を著し、また政治活動家としても有名だった

小笠誠一（オガサセイイチ）
大分県中津市出身。１９７７年、慶應大学チェスクラブに入部、チェスを始める。１９９４年、柏サンキングチェスサークル（現北千住チェスクラブの前身）を設立。同年、チェス３段取得（日本チェス協会）。２００５年、静岡チェスサークルを設立。２０１３年、松本メモリアルゴールデンオープン（大会）優勝。２０１５年、「チャレンジ４」で初心者コースのレッスン講師を始める。２０１９年、クリスマス・チェスパーティ（大会）で優勝。２０１９年より、テレビドラマ『相棒』（テレビ朝日）のチェス指導を担当。２０２０年、千葉チェスクラブの代表になり、大会例会等を催しチェスの普及に務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）