バッハ (作曲家◎人と作品)
久保田 慶一
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商品説明
内容紹介
新発見作品・受容史も!バッハ像を刷新1:はじめに
2:本書を読むために
3:◎序章 歴史と現代におけるヨハン・セバスティアン・バッハ
4:第一節 歴史におけるヨハン・セバスティアン・バッハ
5:第二節 変遷するヨハン・セバスティアン・バッハ像
6:バッハ像とは
7:シュピッタ以前のバッハ像
8:シュピッタから第二次世界大戦までのバッハ像
9:第二次世界大戦後のバッハ像
10:二十一世紀のバッハ像
11:■生涯篇■
12:◎第一章 幼年期から修行時代(一六八五〜一七〇三)
13:第一節 バッハ一族
14:音楽一族の中のヨハン・セバスティアン
15:第二節 アイゼナハ時代
16:両親の結婚
17:町楽師という職業
18:バッハ家の子どもたち
19:ラテン語学校
20:父母の死
21:郷里での音楽経験
22:第三節 オールドルフ時代
23:兄ヨハン・クリストフ
24:学校生活
25:オルガニスト修行
26:リューネブルクへ
27:第四節 リューネブルク時代
28:リューネブルク
29:ゲオルク・ベーム
30:ハンブルクとツェレ
31:伝統の継承
32:修行期を終える
33:◎第二章 アルンシュタットからミュールハウゼン時代(一七〇三〜一七〇八)
34:第一節 最初のヴァイマル
35:ザンガーハウゼンのオルガニスト志願
36:ヴァイマル宮廷のラカーイ
37:アルンシュタットでのオルガン試奏
38:第二節 アルンシュタット
39:アルンシュタット
40:アルンシュタットとバッハ家
41:「新教会」のオルガニスト
42:オルガンのレッスン
43:新しい創作の試み
44:さまざまな軋轢を超えて
45:ミュールハウゼンへ
46:第三節 ミュールハウゼン
47:結婚と新婚生活
48:ミュールハウゼンのオルガニスト
49:再びヴァイマルへ
50:◎第三章 ヴァイマル時代(一七〇八〜一七一七)
51:第一節 「宮廷楽師兼宮廷オルガニスト」として
52:宮廷楽団と多忙な職務
53:ヴァイマルでの生活
54:ヨハン・ゴットフリート・ヴァルター
55:ハレ志願
56:音楽家としての成長
57:ヨハン・エルンスト公子
58:第二節 宮廷楽師長として
59:宮廷楽師長
60:新しい創作へ向けて
61:ケーテンへ
62:ルイ・マルシャンとの実現しなかった競演
63:◎第四章 ケーテン時代(一七一七〜一七二三)
64:第一節 宮廷楽長の時代
65:領主レオポルトと宮廷楽団
66:宮廷楽長という仕事
67:第二節 妻の死と再婚
68:ベルリンとのつながり
69:妻の死
70:ハンブルク志願
71:再婚
72:新しい夫婦像とふたつの家族
73:創作活動
74:第三節 ライプツィヒへ
75:「一介のカントル」になる理由
76:ケーテンでの残響
77:◎第五章 ライプツィヒ時代(一七二三〜一七五〇)
78:第一節 トーマスカントルとしての仕事
79:楽長の肩書をもったカントル
80:家庭の経済
81:学校教員として仕事
82:ライプツィヒの教会音楽
83:カントルとしての仕事
84:教会カンタータ
85:受難曲の演奏
86:カントルとしての一七三〇年以降の仕事
87:第二節 葛藤する音楽家としての仕事
88:パウロ(大学)教会との軋轢
89:教会音楽の改善を求めて
90:旧友エールトマンへの手紙
91:プレフェクト(助手)任用問題
92:弟子
93:第三節 コレギウム・ムジクムの指揮者としての仕事
94:バッハ以前のコレギウム・ムジクム
95:バッハ時代のコレギウム・ムジクム
96:指揮者としての活動
97:新たなる称号を求めて
98:自らで戦わない論争
99:第四節 作曲家あるいはオルガニストとしての仕事
100:出版事業
101:オルガン演奏家として
102:オルガンの鑑定と試奏
103:第五節 一七四〇年以降
104:イタリア宗教音楽の研究
105:バッハ一族への思い
106:職務からの自己逃避
107:ベルリン旅行
108:晩年の集大成
109:早すぎる後任選考
110:眼の病気と最後の筆跡
111:葬儀と埋葬
112:後任人事
113:◎第六章 ヨハン・セバスティアン・バッハの死後から現代まで
114:第一節 バッハの死後
115:遺産分割
116:残された楽譜の相続
117:第二節 バッハの家族と子孫
118:妻と娘たち
119:息子たち
120:孫たち
121:第三節 十八世紀後半以降から二十一世紀までのバッハ受容
122:バッハ作品の出版
123:ベルリンのバッハ・コレクション
124:「バッハ協会」と『(旧)バッハ全集』
125:「新バッハ協会」
126:『新バッハ全集』
127:『バッハ・ドクメンテ Bach-Dokumente』
128:「バッハ文献目録」
129:「バッハ・デジタル」
130:「エクスペディツィオン・バッハ」
131:旧ソ連地域での資料調査
132:作品目録
133:「バッハ・アルヒーフ・ライプツィヒ」
134:■作品編■
135:◎声楽曲
136:1 教会カンタータ
137:2 世俗カンタータ
138:3 モテット
139:4 ミサ曲、マニフィカト
140:5 受難曲、オラトリオ
141:6 コラールと宗教歌
142:7 歌詞ならびに台本の作者
143:◎器楽曲
144:8 オルガン曲
145:9 クラヴィーア曲
146:10 室内楽曲
147:11 管弦楽曲
148:12 カノン、《音楽の捧げもの》、《フーガの技法》
149:おわりに
150:■資料編■
151:バッハ年譜(生涯と作品)
152:作品一覧
153:主要参考文献
154:人名索引
内容紹介(出版社より)
高校生から一般音楽愛好家を対象に定番となった、大作曲家の伝記シリーズ22作目として、待望のバッハ伝登場! 既刊『バッハの四兄弟』が好評の著者が、最新の研究成果を反映し、バッハ像の「アップデイト」を試みる。
本シリーズの既刊は生涯篇、作品篇、資料篇の3部構成だが、本書では冒頭に「本書を読むために」を追加、基本的な用語(プロテスタント、音楽家の職業、楽譜等の種類)などを丁寧に解説する。生涯篇の序章「歴史と現代におけるバッハ」ならびに第六章「バッハの死後から現代まで」のふたつの章では、バッハが生きた時代や社会といった背景やバッハの遺産と現代につながる受容史をまとめている。こうして歴史と現代をクロスオーバーさせながら、本書はバッハの「人と作品」を平易な文章で、現代の読者に語っている。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
年俸220ターラー(約190万円)で「毎月1曲の新作」が任務!音楽家としての理想の追求と、同時に経済的な安定を志向し、キャリア選択や息子の教育に悩む姿も…歴史と現代がクロスオーバーする渾身の評伝!
目次(「BOOK」データベースより)
歴史と現代におけるヨハン・セバスティアン・バッハ/生涯篇(幼年期から修行時代(一六八五〜一七〇三)/アルンシュタット時代からミュールハウゼン時代(一七〇三〜一七〇八)/ヴァイマル時代(一七〇八〜一七一七)/ケーテン時代(一七一七〜一七二三)/ライプツィヒ時代(一七二三〜一七五〇)/ヨハン・セバスティアン・バッハの死後から現代まで)/作品篇(声楽曲/器楽曲)/資料篇
著者情報(「BOOK」データベースより)
久保田慶一(クボタケイイチ)
東京藝術大学大学院修士課程修了。フライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。「博士(音楽学)」(東京藝術大学大学院)。東京学芸大学教授、国立音楽大学教授を経て、東京経済大学客員教授、桐朋学園芸術短期大学および放送大学各講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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