雄略天皇の古代史 (志学社選書 005)
平林章仁
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商品説明
内容紹介(出版社より)
「大悪天皇」か、それとも「有徳天皇」か──。
雄略天皇の治世は、おおよそ5世紀後半に比定される。
中国史書に「倭国」として登場するこの時期の日本は、各地で巨大な前方後円墳が営まれる古墳時代であり、豪族たちによる激しい権力抗争が繰り広げられていた。
倭王の権力はいまだ盤石とはいえず、ヤマト王権は豪族たちが連合して倭王を推戴し、それぞれの職掌を分担する非専権的王権であった。
豪族連合たるヤマト王権を専権的王権へと発展させ、新たな政治体制を構築した人物こそが雄略天皇である、とする評価がある。
しかし、雄略死後の王位継承の混乱と王統断絶、そして6世紀初頭に傍系から継体天皇が即位するに至ることを考慮すれば、雄略朝を単純に画期と評価してよいのか、なお疑問が残る。
本書では、雄略天皇に関する記紀の所伝、出土文字史料、そして中国史書から王権と豪族の動向を復原し、5世紀後半から6世紀前半にいたる時期のヤマト王権の政治史復原を試みる。
豪族の連合体である「遅れた」政権から、より「進んだ」専権的王権へ──という「進化論的古代史観」を克服し、先入観を排した古代史像を描き出す。
序 論 なぜ雄略天皇か -課題と、それに向き合う基本的立場ー
第一部 『記』・『紀』が伝える雄略天皇とその治世
第一章 雄略天皇の即位 -葛城氏とライバルの王族を滅ぼすー
第二章 「日の御子」と称えられた雄略天皇
第三章 雄略天皇と葛城の一言主神 -有徳天皇かー
第四章 秦氏の渡来と雄略天皇の秦氏優遇策
第五章 雄略天皇に追放された葛城の高鴨神の真実
第六章 雄略天皇と采女と物部氏 -大悪天皇かー
第七章 吉備氏の征圧と雄略天皇の死去
第二部 埼玉稲荷山古墳出土鉄剣銘文から描く雄略天皇とその時代
第一章 鉄剣銘文と獲加多支鹵大王
第二章 鉄剣銘文の八代の系譜について
第三章 銘文から雄略朝の時代と社会を描く
第三部 『宋書』倭国伝から知られる倭王武とその治世
第四部 雄略朝王権専制化画期説の検討
結語にかえて 雄略天皇は旧体制を打破・新体制を確立できたか
参考文献
あとがき
内容紹介(「BOOK」データベースより)
「大悪天皇」か、それとも「有徳天皇」かー。果たして雄略朝はヤマト王権の画期なのか?『記』・『紀』、出土文字史料、中国史書を多角的に分析し、新たな雄略天皇像を描き出す。
目次(「BOOK」データベースより)
序論 なぜ雄略天皇かー課題と、それに向き合う基本的立場/第1部 『記』・『紀』が伝える雄略天皇とその治世(雄略天皇の即位ー葛城氏とライバルの王族を滅ぼす/「日の御子」と称えられた雄略天皇 ほか)/第2部 埼玉稲荷山古墳出土鉄剣銘文から描く雄略天皇とその時代(鉄剣銘文と獲加多支鹵大王/鉄剣銘文の八代の系譜について ほか)/第3部 『宋書』倭国伝から知られる倭王武とその治世(東アジア世界の変動/倭国の東アジア外交の展開 ほか)/第4部 雄略朝王権専制化画期説の検討(雄略朝王権専制化画期説の主張/雄略朝王権専制化画期説の検討 ほか)/結語にかえて
著者情報(「BOOK」データベースより)
平林章仁(ヒラバヤシアキヒト)
1948年、奈良県五條市生まれ。1971年、龍谷大学文学部史学科卒業。以降、奈良県内で教諭として教壇に立つかたわら、研究活動を行う。1992年に初の単著『鹿と鳥の文化史』(白水社)を刊行、以降コンスタントに著書を上梓する。2002年、「古代日本の王家と氏族の研究」によって皇學館大学(学長・大庭脩)より博士(文学)号。この間、龍谷大学・堺女子短期大学・京都造形芸術大学非常勤講師、龍谷大学仏教文化研究所客員研究員、奈良県王寺町史編纂委員等を経て、2008年に龍谷大学文学部史学科教授となり、2017年に定年退職するまで勤務した。専門は日本古代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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