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通勤電車で会う女子高生に、なぜかなつかれて困っている（1）　（ファンタジア文庫）
甘粕　冬夏

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商品情報

発売日： 2021年04月20日
著者／編集：甘粕　冬夏(著), はくり(絵)
レーベル：ファンタジア文庫
出版社： KADOKAWA
発行形態：文庫
ページ数： 324p
ISBN： 9784040740676

商品説明

内容紹介（出版社より）

「エッチしたいってこと？」女子高生は淡々とした口調でそう言った。
　無愛想で人付き合いが苦手な27歳の会社員・笹宮和人は、通勤電車でスマホをのぞいてきた女子高生・結衣花と話をするようになる。
結衣花からコミュ力向上のアドバイスを受けるようになる笹宮。最初は戸惑いつつも、おかげで仕事も人間関係もすべてが好転し始める。
後輩とのデートや、女子大生Vtuberと部屋で密着という出来事も。
　だが、結衣花は何かを悩んでいた。彼女の気持ちを知った笹宮は……。立場が違う二人のささやかで代えがたい時間。
「おはよ。お兄さん」
「よぉ、結衣花」
会社員×JKの爽やかラブコメディ。

内容紹介（「BOOK」データベースより）

「おはよ。お兄さん」「よぉ、結衣花」人付き合いが苦手な２７歳会社員・笹宮和人は、後輩女子社員との関係で悩んでいた。ある日、通勤電車で会う女子高生の結衣花からコミュ力向上のアドバイスを受けるようになる。「お兄さんの腕って不思議な硬さだよね」「甘やかしてくれる？」初めて会ったはずなのに馴れ馴れしい結衣花。最初は戸惑う笹宮だが、しだいに彼女の存在が大切になっていく。そして…。「ねぇ、お兄さん」無愛想で不器用なリーマン。聡明で気弱な女子高生。立場が違う二人だからこそ通じ合える、愛おしい時間。

著者情報（「BOOK」データベースより）

甘粕冬夏（アマカストウカ）
スニーカー文庫“タイトル斬り！！”コンテスト・大賞受賞、キミラノ二次創作コンテスト（ストーリー部門）・金賞受賞。仕事はパッケージデザインおよび新商品の企画（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

商品レビュー（3件）

総合評価: 4.00

ブックスのレビュー（1件）

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2021年一番大好きなライトノベル作品

購入者さん

評価 5.00

投稿日：2021年07月17日

通勤電車で会う女子高生に、なぜかなつかれて困っている《つうなつ》です。
「おはよ、お兄さん」「よぉ、結衣花」
会社員と女子高生、本来は交わる事のない筈の立場の異なる二人が織りなす優しくて代え難い時間が始まります。
主人公の笹宮和人（ささみやかずと）は無愛想で人とのコミニュケーション、特に会社の後輩との距離感の計り方に悩む会社員。
偶然電車内で知り合った女子高生と毎朝の他愛無い会話を交わすような間柄になるが、徐々に彼女との会話を楽しみながら、親しみと信頼感を持ち始める。
ヒロインの女子高生・蒼井結衣花（あおいゆいばな）は、主人公の駅構内でのある出来事を目撃したことをきっかけに笹宮に興味を持つようになった。
勇気を出して声をかけて通学途中の電車内で話をするようになると、自らが無意識に求めるだろう居心地の良さと同年代の男子達には無い安心感を『お兄さん』と呼ぶ年上の笹宮からは得られる自分に気付く。
彼女は何かを悩んでいた‥
そんな彼女の悩みと気持ちを知った笹宮の取った行動とは…
☆彼女のお気に入りの一つは電車内のスタンションポール代わりに笹宮の腕をムニる事。
この作品つうなつは元々がWEB版からの出発で、書籍版1巻で明らかに異なってくるのは第五章からです。
作者である甘粕冬夏先生が書籍版1巻の為に改めて内容変更されたエピソードで、とても力を入れて書き上げられているこの作品1番の見せどころで、思い掛けない絶体絶命のトラブルに見舞われた際、笹宮とその会場に訪れていた結衣花の二人で乗り切っていくクライマックスシーンは胸熱で心揺さぶられます。
縛りから解放された結衣花ちゃんの姿は感動すら覚えます。
是非お手に取って読んで欲しい作品です。
よろしくお願いします。

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