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【内容情報】(出版社より)
東南アジアでは多様なジェンダーや性が歴史的に存在してきた一方で、西洋発のLGBT運動は彼らの多くを支配的な規範に包摂されつつ周縁化するきらいがある。本書はそのような現状を議論し、欧米の規範に画一化されない性の多様性への新たな理解を開く。
序章 性的少数者をめぐって何が争われているのかーー東南アジアの視座から[日下渉・伊賀司]
第一部 性的少数者の名前と表象
第一章 性の多様性を表す語彙ーー少数派の名づけと名乗り[今村真央]
第二章 現代東南アジアにおける性的少数者映像、その類型化の試み[坂川直也]
第二部 国民・宗教・家族による排除
第三章 反LGBT運動化するインドネシアの精神医学[岡本正明]
第四章 希望連盟政権下のセクシュアリティ・ポリティクスーー「新しいマレーシア」の下でも進まなかった性的少数者の政治・社会的包摂[伊賀司]
第五章 「侵略者」と戦うフィリピン・カトリック教会ーー「性・生殖・家族」をめぐるナショナリズム[宮脇聡史]
第三部 資本主義による条件付き包摂
第六章 冷戦期タイにおける性的少数者の空間形成ーーパッタヤー歓楽街を事例として[日向伸介]
第七章 シンガポールにおける性的少数者の人権と市民社会[田村慶子]
第四部 家族・国民への条件付き包摂
第八章 ベトナムは「性的少数者に寛容」なのか?--同性婚と性別変更にみる政策変容と社会規範[小田なら]
コラム ラオスの首都ビエンチャンにおける、男性同性愛的欲望を持つ人々に関する研究へ向けて[大村優介]
第五部 「公式の政治」が招く齟齬・分断・排除
第九章 現代ミャンマーにおけるLGBT権利擁護運動の展開と性的少数者の地位の変容[小島敬裕]
第一〇章 公共の権利、日常の尊厳、親密な悲しみーーフィリピンにおける「LGBT」と「バクラ」[日下渉]
第一一章 排除される「人権」/包摂される「ダイバーシティ」--大阪市における「同性パートナーシップ宣誓制度」の制定過程から[新ヶ江章友]
【目次】(「BOOK」データベースより)
第1部 性的少数者の名前と表象/第2部 国民・宗教・家族による排除/第3部 資本主義による条件付き包摂/第4部 家族・国民への条件付き包摂/第5部 「公式の政治」が招く齟齬・分断・排除/第6部 「日常の政治」によるもう一つの「解放」
【著者情報】(「BOOK」データベースより)
日下渉(クサカワタル)
名古屋大学大学院国際開発研究科。フィリピン地域研究、政治学。博士(比較社会文化)
青山薫(アオヤマカオル)
神戸大学神戸大学大学院国際文化学研究科。社会学、ジェンダー/セクシュアリティ研究。博士(社会学)
伊賀司(イガツカサ)
京都大学東南アジア研究所。政治学、地域研究。博士(政治学)
田村慶子(タムラケイコ)
北九州市立大学法学部。国際関係論、東南アジア地域研究。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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