膨張GAFAとの闘い デジタル敗戦 霞が関は何をしたのか (中公新書ラクレ 732)
若江 雅子
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内容紹介(出版社より)
GAFAの力の源泉は、私たちから集めたデータだ。彼らはSNS事業者としての「表」の顔で集めたデータを、「裏」の広告事業で活用して巨利を得ているのだ。日本はデータの利活用派と保護派の対立で膠着し、海外では何年も前から問題視されていた事案が放置され、一流企業から中央省庁まで貴重なデータを彼らに無償で提供してきた。
彼らの急速な進化に国内法が追いつかない。ヤフーや楽天に及ぶ規制も、海外プラットフォーマーは対象外。彼らはこの「一国二制度」の「グレーゾーン」をどんどん突き進む。こうした攻勢に、日本は長く無策だった。彼らに巨利に見合う税金を徴収できず、法を適切に執行してこなかった。GAFAは日本政府の求めに対し、顔さえ出さない。なめられていた。
それでも、霞が関は遅まきながら動き始めた。法・産・学の先駆者たちを知恵袋に、経産省、総務省、公取委がデータ時代の公正なルール形成に取り組む。
この戦いは始まったばかりだ。先進各国の現代的なプライバシー規制で揉まれた彼らは、この問題を放置した日本でいっそう影響力を高めている。今やGAFAは国家に変わる「統治者」とも「ウォールドガーデン」とも呼ばれている。
このゲームのルールは何か? 最前線で取材し続ける記者がデータプライバシーに無頓着な日本へ警鐘を鳴らす。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
GAFAにデータと富が集中している。日本がそれを易々と許した一因に、にわかに信じがたい法制度の不備がある。国内企業に及ぶ規制が海外勢には及ばない「一国二制度」や、EUに比べて遥かに弱い競争法やプライバシー規制、イノベーションを阻害する時代遅れの業法…。霞が関周辺にはそれらに気づき、抗おうとした人々がいた。本書はその闘いの記録であり、また日本を一方的なデジタル敗戦に終わらせないための処方箋でもある
目次(「BOOK」データベースより)
はじめにー日本はなぜ海外プラットフォーマーにモノが言えないのか/第1部 侵食ー「便利さ」の罠(一国二制度ーヤフーの焦り/フェイスブックとグーグルはあなたのすべてを知っている ほか)/第2部 始動ーGAFA vs.霞が関(“経産藩”と“公取藩”、犬猿の仲の末に/“総務藩”も動くー一国二制度を解消する電気通信事業法改正 ほか)/第3部 暗雲ーウォールド・ガーデンのゆくえ(コロナ後の世界ー「公益vs.プライバシー」への危惧/フェイクニュースの「流通革命」-ハックされる民主主義 ほか)/おわりにー日本はなぜGAFAを生み出せないのか
著者情報(「BOOK」データベースより)
若江雅子(ワカエマサコ)
読売新聞東京本社編集委員。東京都生まれ。青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科卒。読売新聞入社後、北海道支社を経て、社会部記者として警視庁、公正取引委員会、農林水産省などを担当。2008年からIT問題を担当。14年より編集委員。19年に情報セキュリティ大学院大学で情報学修士修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(8件)
- 総合評価
4.86
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取材力が光る素晴らしい良著
- 購入者さん
- 投稿日:2021年07月04日
非常に面白かったし大変勉強になりました。
今の時代に追い付いていない行政の改革が必要ですね。
技術への追随の面でも、日本固有の「言わずとも」な文化ではなくグローバルでのやり方に早く切り替えないと、法の足かせをはめられた日本企業だけがバカを見てグローバル企業はやりたい放題、その間に差が更に開くということになりますね。
省庁間で縦割り、縄張り争いしてる場合ではないと思います。政治家および官僚に読んで欲しい本です。0人が参考になったと回答
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このままだと経済も三流になる日がくるぞ!
- rakuraku..
- 投稿日:2021年06月14日
この本に書かれているとおり、なぜ日本からGoogleやアップル、Facebookといった新しい21世紀に世界を斡旋する企業がでてこれないかが分かります。
民間企業には能力や才能のある人がいても、そのモノやサービスを作る段階でルールや法律を作る官僚の側に問題があり、世界基準で勝負できないのが非常に残念。
やっぱり昔みたいに本物のエリート教育を復活させた方がいいのかな!?と思いました。0人が参考になったと回答
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