内容紹介

元暴力団幹部が42歳から【慶應ボーイ】を目指したノンフィクション。

幼少期からの“やんちゃ”で負けん気の強い性格は、著者の人生を大きく左右する。



中学卒業後は受験に失敗し、就職するも2カ月でクビになる。

その後、暴走族に加入して17歳で少年院、20歳で【暴力団の道】へ進んでいく。

傷害・脅迫・恐喝などで2度の服役を経験。

暴力団幹部まで登り詰めるが、その異常な関係性に嫌気がさして暴力団を離脱。



前科者の厳しい現実を目の当たりにしながら、何とか『新聞配達』からの再出発となる。

ひとつの“ご縁”から起業して成功を収めながらも紆余曲折。



あることをキッカケに『大学受験』に挑戦することを決意する。

しかし、中卒レベルの知識では何から手を付ければ良いのかすら分からない。

英語はABCのアルファベットから、国語は小学1年生からの再スタートとなった。

大学受験は、最低でも『高卒認定』がなければ受験することすらできない。



さらに目標に掲げたのは、無謀にも【慶應義塾大学】だった。

中卒ヤクザが慶應ボーイになれるのか？

その道のりは果てしなく遠い。



何度も立ちはだかる難題をクリアしていく努力の姿は一つの答えを導いてくれる。

「人生はいつからでもやり直せる！」

そして・・・

「夢は必ず叶う」

リアルな人生と熱い想いがこもった、努力に満ち溢れた一人の男のヒストリー。