![「ピーターと狼」の点と線プロコフィエフと20世紀ソ連、おとぎ話、ディズニー映画[菊間史織]](https://tshop.r10s.jp/book/cabinet/0807/9784276130807_1_53.jpg)
「ピーターと狼」の点と線 プロコフィエフと20世紀 ソ連、おとぎ話、ディズニー映画
菊間 史織
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商品説明
内容紹介
1:・プロローグ2:・序
3:■第一章 ソ連 〜劇場監督サーツとの出会い、陽気で勇敢な少年〜
4:一度きりの特別な作品
5:ロシアからの旅立ち
6:アメリカからヨーロッパへ
7:ソ連への帰国
8:監督ナターリヤ・サーツ
9:モスクワ児童劇場の立ち上げ
10:サーツ、中央児童劇場の監督になる
11:「交響曲」ではなく「おとぎ話」
12:わずか二週間での作曲、そして初演
13:もうひとつの子どもの交響曲「音楽家ヴォロージャ」
14:検閲を通らなかった「赤ずきん」の台本
15:スターリンが推奨したおとぎ話
16:ピーターは勇敢なピオネール(共産党の少年団員)
17:笑いにみちた「赤ずきん」と「金の鍵」
18:ソ連が求めたピーターの陽気さ
19:プロコフィエフとサーツのその後の悲劇
20:〜アントラクト〜
21:■第二章 ヨーロッパ〜パリで気づいたおとぎ話(スカースカ)の魅力〜
22:はじめてのヨーロッパと、ロシア・バレエ団の衝撃
23:あこがれのディアギレフとストラヴィンスキー
24:「ロシア的な音楽」を求められて・・・
25:冗談のうまい道化師
26:プロコフィエフがアヒルにかけた魔法
27:おとぎ話の不思議な鳥、アヒル
28:結婚、そしてパパになる
29:猫におそわれた小鳥事件
30:ストラヴィンスキーに初勝利
31:型破りな「狐」に学んだ遊び
32:『ロシア民話集』の動物たち
33:木がある風景
34:世界で通用するあたらしさがほしい
35:「小象ババールの物語」につながる線
36:〜アントラクト〜
37:■第三章 アメリカ〜ディズニーのアニメーションがお手本?
38:ウォルト・ディズニーに会う
39:世界に広まるディズニー版「ピーターと狼」
40:大衆に近づく道と映画に向かう道
41:「三つのオレンジへの恋」にひそむポップさ
42:ハリウッド女優からの依頼
43:トーキー映画の最新技術に魅せられて
44:ミュージカル・コメディ「陽気な連中」とジャズ
45:「陽気な連中」から「音楽家ヴォロージャ」へ
46:「狼なんかこわくない」から「ピーターと狼」へ
47:めざせディズニー、追い越せディズニー
48:楽器を弾く動物たち
49:イメージをぴったり伴奏するという理想
50:映画音楽「キジェー中尉」と「皇帝ドゥランダイ」
51:空想上のアニメーションのための音楽
52:時間と空間を超える音楽
53:〜エピローグ〜
54:・あとがき
55:・付録 「ピーターと狼」の録音〜日本、欧米、ソ連・ロシア
56:・主な参考文献
57:・写真・図版出典一覧
内容紹介(出版社より)
春休みの宿題として、「ピーターと狼」のワークシートに取り組む中学生の「僕」。
そこへ突然、人形のような「道化師の妻」が現れーー!?
彼女に手渡された、輝くように明るい水色の本。
「ピーターと狼」の知られざる成立事情が、いま明かされるーー
あの陽気でひねりがきいたメロディを、すぐに口ずさめるという人も多いでしょう。1936年にプロコフィエフが作ったこの曲は、作曲直後からソ連だけでなく外国でも大きな評判を呼びました。今も、子どものためのオーケストラの定番曲です。
この作品は、世界史とプロコフィエフの人生が交わる、一度きりの特別な「点」でした。
そこにどんな歴史があったのか?
その答えを探すため、ロシアからアメリカ、ヨーロッパ、ソ連へと移動したプロコフィエフの創作人生を追います。
キーワードは3つ。
「ソ連の陽気で勇敢な少年」〜劇場監督サーツとの出会い、スターリン期の文化〜
「パリ経由のロシアの昔話」〜ディアギレフから学んだ民話の使い方〜
「アニメとディズニーに近づく楽曲」〜ディズニー本人に作曲家がアピールした「アニメ化」〜
第一線の研究者が、ファンタジックな物語仕立てでお届けします!
内容紹介(「BOOK」データベースより)
25分の作品のうしろにある壮大な歴史がいま明かされるー!第一線の研究を物語仕立てで!ソ連の陽気で勇敢な少年、劇場監督サーツとの出会い、スターリン期の文化。パリ経由のロシアの昔話、ディアギレフから学んだ民話の使い方。アニメーションとディズニーに近づく楽曲、ディズニー本人に作曲家がアピールした「アニメ化」。
目次(「BOOK」データベースより)
第1章 ソ連ー劇場監督サーツとの出会い、陽気で勇敢な少年(一度きりの特別な作品/ロシアからの旅立ち/アメリカからヨーロッパへ ほか)/第2章 ヨーロッパーパリで気づいたおとぎ話の魅力(はじめてのヨーロッパと、ロシア・バレエ団の衝撃/あこがれのディアギレフとストラヴィンスキー/「ロシア的な音楽」を求められて… ほか)/第3章 アメリカーディズニーのアニメーションがお手本?(ウォルト・ディズニーに会う/世界に広まるディズニー版「ピーターと狼」/大衆に近づく道と映画に向かう道 ほか)/付録 「ピーターと狼」の録音ー日本、欧米、ソ連・ロシア
著者情報(「BOOK」データベースより)
菊間史織(キクマシオリ)
1980年東京都生まれ。東京藝術大学音楽学部楽理科、同大学院修了(音楽学博士)。音楽教育に携わりながらプロコフィエフ研究を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
商品レビュー(4件)
- 総合評価
4.25
-
空想上のアニメーション映画の中の音楽
- 購入者さん
- 投稿日:2021年07月04日
「ピーターと狼」の立派な曲解説だが、難しい事情を思い切り易しく、楽しく語っている。多くの貴重な写真も有難い。行間にそこはかとなく可笑しみが漂っている。例えばディズニーの「三匹の子豚」、その主題歌の「狼なんかこわくない」、ソ連版「赤ずきん」との関連を筆者が真面目に語る程に、狼への同情心が掻き立てられるのは、筆者のひょうひょうとして何か可笑しい、そして少し悲しい道化師的語り口の魔術に、一時かかったせいだろうか。
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