内容紹介（出版社より）

あなたは，韓国についてどんなイメージを持っていますか？　最近では人気アイドルグループが世界中で話題ですが，日本との政府間関係は「最悪」と言われています。竹島独島をめぐる領有権争いは，「慰安婦」や「徴用工」といったヒトの問題に比べると，はるかに解決しやすい問題です。この本では現場に精通した筆者が，この島の歴史と現状そして将来について，世界史的な広い視野と長期的なスパンで考え，解決策を示してみました。
目次（内容と構成）
はじめにーなぜ今領土問題か...4
1. 竹島／独島を巡る日韓両国の主張とその争点...14
（1）日韓両国の公式見解...15
（2）領土問題が炎上する時...19

2. 領土とは何か...26
（1）国家の成立とその支配領域...27
（2）国際法による「領土」「領海」「領空」...32
（3）「固有の領土」という用語は世界で通用するか...36
（4）近代ヨーロッパ諸国の領土の変遷...39

3. 日本の領土の歴史的変遷...44
（1）前近代日本の領土...45
（2）近代初期の日本の領土...55

4. 大日本帝国の植民地支配と領土拡張...62
（1）日清・日露戦争と植民地の獲得...63
（2）韓国併合...71
（3）第一次世界大戦前後の領土拡大...76
（4）十五年戦争と「大東亜共栄圏」...78

5. 日朝両国史に見る竹島／独島の姿...82

むすびー平和的な解決のために...106
竹島／独島　史料集...111

目次（「BOOK」データベースより）

はじめに　なぜ今領土問題か／１　竹島／独島を巡る日韓両国の主張とその争点／２　領土とは何か／３　日本の領土の歴史的変遷／４　大日本帝国の植民地支配と領土拡張／５　日朝両国史に見る竹島／独島の姿／むすび　平和的な解決のために

著者情報（「BOOK」データベースより）

坂本悠一（サカモトユウイチ）
１９４７年生まれ。大阪経済大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学後、京都大学研修員、東京農業大学・九州国際大学の各教員を経て、２０１７年から立命館大学コリア研究センター上席研究員。近代日朝関係史を中心に様々なテーマを研究。高等学校で「日本史」と「世界史」の非常勤講師を勤め、大学入試センター試験「日本史」の出題委員として問題を作成した経験もある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）